ベトソブペトロ、ティエンウン油田から天然ガス層と初のコンデンセートを発掘
2016年12月08日付 VietnamPlus 紙


 12月6日付のベトナム石油ガスグループ(PVN)の情報によると、ベトナム・ロシアの合弁会社ベトソブペトロは、04-3鉱区ティエンウン油田BKーTKGリグTU-6試掘井から、天然ガス層と初のコンデンセートの採掘開設に成功した。
 油田の一日の平均流量はガス約54万㎥とコンデンセート200トンである。現在ベトソブペトロは、ガスとコンデンセートを技術工程に移し、バックホー油田を経由して海岸に最短で運ぶために必要な技術的問題の解決の実施を急いでいる。
 04-3鉱区ティエンウン油田BKーTKGリグのあるバックホー油田東南方向のナムコンソン海盆は水深が120メートル、海岸からは270km離れている。この04-3鉱区は政府によって、ベトナム石油ガスグループとAOザルベズネフチ会社(ロシア連邦)による入札グループに任せられている。ベトソブペトロはリーダーに指名されている。
 これに先立つ11月終わりに、バックホー47(BH-47)採掘井で二番目の対象を試掘した際、ベトソブペトロは強く自噴する石油層を手に入れた。この坑口の気圧は標準大気圧25.4mm、32atmであった。石油は平均 0.83g/㎤の重さがあり、石油流量は1日610㎥、ガスは1日11万㎥の計算になる。
 BH-47採掘井から得られた成果は、ベトナム大陸棚クーロン海盆バックホー東北区域の探索、開拓事業に新たな可能性を開いた。
 PVNの報告によると11月に、グループのガス開拓生産量は7億5千万㎥を達成した。11か月全体では96億3千万㎥で、年計画を 0.2%超過した。
 2016年の政府調整石油価格は1バレル45米ドルだが、グループの財政指標は11か月の計画を5−18%超過している。具体的には、グループ全体の総収入は5%を超え、国家予算への上納は7%以上を超え、また税引後の利潤は計画の25%を超えた。

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( 翻訳者:相野那奈子 )
( 記事ID:3103 )