シュエダゴンパゴダに寄付した純金、金箔の品質を調査 (2016年12月16日 3)
2016年12月16日付 The Voice 紙

ヤンゴン 12月15日

ミャンマーにおいてだけでなく世界でも有名なシュエダゴンパゴダに寄付されている純金、金箔の品質調査を、2017年涼期に行うことが宗務・文化省への聞き取りで分かった。

現在、パゴダに寄付されている純金、金箔の品質や厚み、色、形について、見た目に光沢のばらつきあるため、そのように事前に1年前から調査する予定であることを宗務局内務・外渉・情報局支局長であるウー・アウンサンウィンは説明した。

「通常なら2018年に調査するところだが、パゴダは天候や鳥による被害を受けるので、生じる色の変化を調べるため事前に調査するのだ。」と同氏は述べた。

現在、寄付されている純金、金箔の品質を調査する際、鉱山や理系の技術者、又は貴金属の専門家、金細工職人を含む諸組織とともに、季候や自然による被害を受けにくい品質の保持をめざして事業を行う予定であることをウー・アウンサンウィンは続けて述べた。

「パゴダ全体に金箔を貼ることは5年に1回行われる。最近では2014年から2015年にかけて行われた。」とシュエダゴンパゴダの仏塔管理委員会の責任者は述べた。

シュエダゴンパゴダでは現在、1フィート[訳者注:30,48センチ]四方の銅板の土台の上に6チャット[訳者注:1チャット=約16,55グラム]分の重さの純金と、1チャット分の重さの純金という2種類の金箔が含まれているということが宗務・文化省への調べで分かった。

シュエダゴンパゴダに純金、金箔を寄付する際に、天候による害や鳥や動物によって生じる破壊を受けにくくするため、1フィート四方の土台の上に、6チャット分の重さの割で貼られた金箔であれば、何年もの長期にわたり保存することができることが、宗務・文化省への調べで分かった。

11月のあいだに外国人観光客はシュエダゴンパゴダに71,982人やって来ており、入場料は575,856,000チャット[訳者注:約5000万円]に達したことをシュエダゴンパゴダの仏塔管理委員会の責任者の1人は述べた。

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( 翻訳者:小林明里 )
( 記事ID:3109 )