食品の衛生・安全の管理に先端技術を適用
2016年12月12日付 VietnamPlus 紙
スパーマーケットで生鮮食品を選ぶ消費者
デジタル農業協会(DAA)は、食品の生産元及び生産過程を追跡できるようにするため食品の衛生安全管理にDAASTAMPというデジタル技術を適用する提案を発表した。
この情報は、12月12日ハノイで、ベトナム若手企業家中央会議直属のDAAによって開催されたベトナム農工業基盤整備会議の記者会見において、DAAの代表により発表されたものである。
これは、生産において先端技術を使用するという考えのもと、バリューチェーンを結びつけるもので、会員である企業家が主たる担い手となって行われるものであり、DAAは多数の先端技術農業の組合モデルを設ける案も発表した。
DAAの副代表であるグエン・チュオン・ソン氏は、この組合は広い面積を持つ集約的農業生産を行いインフラが整っている地域で行い、バリューチェーン全体の各企業がしっかりと集結・連携して、高品質・高能率で国内及び国外において競争力を持つものを生産するという目標を達成すると述べた。
組織委員会によると、今回の会議は関連する政府、各省庁、各部門が企業の意見・提案に耳を傾け、適時に支援政策を打ち出し、工業時代の形式、規模、過程を持つ新しい農業のモデルの設置に向かういい機会となるという。
一方、近いうちに行われる12月18日の会議では、各代表がナム・ミエンチュン有限水産投資会社、 フンニョン株式会社、 フイロンアンミービン有限会社などの企業代表の報告から、先端技術の使用やヴァリューチェーンの設置、農業・農民の企業化の成功経験を直接学ぶ予定である。
これらの企業は先端技術を運用し、生産を連携させ、管理方法を伝統的農業世帯がしていたものから農業ビジネスへと変化させ、エビ養殖や家禽の飼育や果物の輸出などの分野で成果を収めてきた。
ベトナム農工業基盤整備会議は12月18日にホーチミン市で行われ、500名もの各省庁、各部門、国際組織、各国の大使館、各企業の代表者が参加する予定である。
グエン・スアン・フック首相は会議を主催し、ベトナムの農業工業技術を建設するにあたって政府や各省庁、各部門、各企業の指導者たちとの議論に参加する。
※デジタル農業協会―DAAベトナムは2015年9月21日に設立されたベトナム若手企業家中央会議直属のボランタリーな社会組織である。創立から一年、DAAは農工業やその他一部分野の200余りの企業を集約・連携させ、世界的統合の時代におけるベトナム農業を発展させるために科学技術や先端技術を採用している。
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( 翻訳者:林弘晃 )
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