12月14日午後、グエン・フー・チョン書記長は、ベトナムでの着任挨拶に訪れた梅田邦夫・日本特命全権大使を党中央本部に迎えた。
　現在両国の関係が、アジアにおける平和と繁栄のための戦略的パートナーとして最も素晴らしく発展していることを受け、グエン・フー・チョン書記長は、梅田大使が日本政府にベトナムでの重責を任されたことを厚く歓迎した。
　グエン・フー・チョン書記長は、特に2015年９月に共同ビジョンに関する声明を出した後に両国の関係が強力で実りあるものになっていることに喜びの意を表した。また、両国の要人が交流を深め政治的信頼をより強固にし、あらゆる領域で実質的な協力を促進することの重要性を強調し、今後ベトナムを訪問する予定の日本の要人や天皇皇后両陛下について歓迎の意を述べた。
　書記長は、ベトナムが常に日本を最重要かつ長期的パートナーと考えているとし、今後もベトナムが発展するため引き続き日本の積極的な支援を求めた。
　書記長は梅田大使が自らの外交経験から両国の全面的な協力関係をより強固にし、越日両国民の友情をより深めることを確信している。
　梅田大使は、グエン・フー・チョン書記長が時間を割いてくれたことに感謝の意を示し、両国の関係があらゆる領域で全面的に発展している中で在ベトナム日本特命全権大使の重責を担うことに、喜びと栄誉を感じていると述べた。
　また梅田大使は、日本政府は、日越関係における全面的な協力、中でも要人の交流を推進することを通して、常にベトナムとの関係を重視していることを強調し、越日関係に関する共同ビジョン声明の精神に則り両国関係の深く広い発展に尽力する意向を示した。
　目前の課題として、大使は要人訪問、中でも天皇皇后両陛下の訪越においてベトナムの関係各機関と密に協力していくと述べた。また大使は、ベトナムにおける任務の任期中、ベトナムの政府・国家・党の支持と協力を得ることができるよう希望している。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:森本真由 ）
（ 記事ID:3147 )