Note7の事故はサムスンベトナムの輸出にあまり影響せず
2016年12月21日付 VietnamPlus 紙
ギャラクシーノート7:2016年にサムスンが失敗したハイエンドモデル
12月21日午後、サムスンベトナムは、ノート7の事故は2016年内における企業の経営生産状況や輸出額に重大な影響はないと声明を発表した。
2016年第3四半期(9月30日に集計が終了)の財政報告によると、バックニン・サムスン電子社(SEV)は第2四半期と比較して32兆ドンに相当する30%の営業収益の減少を記録している。これはサムスンがギャラクシーノート7の事故の影響を受けた時期であり、このスマートフォンを主要に製造していた会社であるという理由から主にSEVに影響が出た。
「サムスンがギャラクシーノート7の生産中止と生産ラインの調整を決定してすぐに、生産と経営の状況は再び安定し回復した。なぜならSEVとベトナムのタイグエン・サムスン電子社(SEVT)はスマートフォンのノート7の製造工程だけでなく、S7、S7Edge、ギャラクシーA、ギャラクシーJのような別の多くの機種やタブレット類を生産しているからだ」とサムスンは報告している。
サムスンベトナムはまた、最新の第4四半期の報告では、2016年のSEVとSEVTの二か所の工場の輸出収益は350億USドルに上り、2015年(327億USドル)と比較すると7%増加していると見積もっている。その中で、SEHC(ホーチミン市サムスン電子CEコンプレックス)の輸出収益は14億USドルに上り、2015年(5US億ドル)と比較すると180%増加している。
「ベトナム・サムスン電子の三か所の工場の総輸出収益は、364億USドルに達し、前年と比較すると9.3%増加すると見積もっている」とサムスン側は述べた。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:橋本実穂 )
( 記事ID:3192 )