バス路線変更の影響で環状線の乗客が増加 (2017年1月13日 2)
2017年01月13日付 The Voice 紙

ヤンゴン 1月12日

 ヤンゴン市における道路渋滞に加え、このところの旅客バス運行に関し大きな影響がでているため、今月環状線列車の乗客数が増加してきたことがミャンマー鉄道からの情報で分かった。
 2016年、環状線列車の乗客数は1 日に7万余りであったのが、今年1月からは1日におよそ9万人が乗車するようになっていることをミャンマー鉄道上級幹部の1人が述べた。
 「2016年を見ると7万人余りしか乗客がいない。2016年12月くらいから明らかに増えてきた。1月には乗客者が徐々に増えてきた。」と同氏が話した。
 ヤンゴン市では交通渋滞のため、鉄道による移動と車による移動を比較した時、鉄道による移動がより早いので、乗客数がさらに増加してきている事をミャンマー鉄道上級幹部の1人が述べた。
 現在、ヤンゴン環状線の切符の料金は、出発地から15マイル[約24キロメートル]までは100チャット、15マイル以上一周は200チャットと定められている事がミャンマー鉄道への聞き取りで分かった。
 ヤンゴン管区域内で走行している列車は23台あり、環状線と郊外の路線で、RBEディーゼル機関車が4車両編成で走行している事、1日に215本の走行で乗客を乗せているとのことである。
 「スーレーからオウッチンへ夕方仕事から帰る時間、車に乗ると1時間半ほどかかる。鉄道ならパンソーダン駅からオウッチン駅まで乗ると100チャットしかかからない上に、40分ほどで着く。今はというと電車に乗る人がとても多くなってきているため本数を追加したり、列車の車両を増やしたりするべきだ。」と会社員であるドー•イムンアウンが話した。
 ミャンマー全国で走行している鉄道には特急列車が42台、短距離列車が28台、郵便列車が66台、旅客貨物列車が64台、環状線列車が9台あることが鉄道省のミャンマー鉄道記録により分かった。

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( 翻訳者:金子愛 )
( 記事ID:3213 )