カントー市における旧正月賞与の最高額は3億8500万ドン
2016年12月23日付 VietnamPlus 紙
カントー市労働・傷病兵・社会問題局のチャウ・ホン・タイ副局長は、市内237社の2017年酉年西洋暦正月および太陰暦旧正月の賞与額について報告を行った。報告によると、最高額はある民間企業経営者のおよそ3億8500万ドン(訳注:約1万7千米ドル)とされる。
タイ副局長によれば、これは、カントー市においてこれまでに経営者が貰う賞与の最高額であるとのことである。この額は、2016年旧正月の1億8600万ドン(訳注:約8千米ドル)と比べ倍近い額である。
ちなみに、2017年旧正月の最低賞与額は、ある民間経営者の150万ドン(訳注:約66米ドル)である。
直接投資(FDI)企業および国営企業株を所有する企業の区分については、2017年旧正月の最高賞与額は1500万ドン(訳注:約660米ドル)で、最低額は200万ドン(訳注:約88米ドル)である。また、100%国営企業の賞与額は1150万ドン(訳注:約500米ドル)、また最低額は300万ドン(訳注:約130米ドル)であった。
西洋暦正月だけを見れば、最高賞与額はある民間経営者の1380万ドン(訳注:約610米ドル)であり、最低賞与額は国営企業株を所有するある企業経営者の50万ドン(訳注:約22米ドル)である。
カントー市労働・傷病兵・社会問題局のデータによれば、2016年、各企業の労働者の賞与の平均額は100%国営企業が最も高いと報告された。各企業の労働者が受け取る毎月の給与額の平均は約950万ドン(訳注:約420米ドル)であり、これは2015年に比べて4.38%高かった。
それから直接投資企業のおよそ880万ドン(訳注:約390米ドル)が続き、さらに、国営企業株を所有する企業の770万ドン(訳注:約340米ドル)で、最後に民間企業経営者の675万ドン(訳注:約300米ドル)となる。
民間企業経営者は4つの企業区分のなかで、賞与水準の平均が同期比29%減るなど、最も減少した。
また、カントー市労働・傷病兵・社会問題局によると、2016年12月末の時点で、労働者の給与を未払いの企業はないとされる。
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( 翻訳者:林弘晃 )
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