在外ベトナム人に対する工作を調整して実現する
2016年12月06日付 VietnamPlus 紙
記念写真を撮る外務省と党中央大衆動員委員会の幹部
「2016年から2021年までの在外ベトナム人に対する工作に関する党中央大衆動員委員会と外務省党幹事員会の調整プログラム」の調印式典が12月6日午後、ハノイで行われた。
第12回党大会議決は、現在の状況における党建設の重要任務の一つとして、「引き続き大衆動員工作を刷新し、効率を高め、党と人民の緊密な関係を強化すること」を確認した。
上記任務を実現するため、党の大衆動員工作は効果的に展開され、個々のベトナム人民に広げられる必要があり、また、国内外を問わず、海外で生活し、学び、働く450万人のベトナム人コミュニティーも含まれなければならない。そうした在外ベトナム人コミュニティーは常に、ベトナム民族共同体の分かつことのできない一部であり、原動力の一つであり、祖国や故郷の建設やベトナムと各国の協力・友好関係の強化に貢献する重要な要素である。
「2016年から2021年までの在外ベトナム人に対する工作に関する党中央大衆動員委員会と外務省党幹事員会の調整プログラム」は、大衆動員工作、具体的には在外ベトナム人工作の意義や重要性に関する、政治システムにおける各レベルの関係当局、各業界、各階層の人民、そして、党中央大衆動員委員会や外務省の党幹部、党員の認識や責任意識を高めていく必要性を強調している。そうした考えに基づき、党中央大衆動員委員会と外務省党幹事員会は、在外ベトナム人工作に関する党や国家の主張や政策について提言や立案を行い、さらには、そうした政策が生活に浸透するよう、より一層緊密に調整する必要性がある。
式典でのスピーチで、ファム・ビン・ミン党政治局員・副首相・党幹事委員会書記・外相は、プログラムは今後の両機関の調整の方向性や重点、極めて具体的な任務を明確にしたと述べた。
ミン副首相・外相は、外務省の在外ベトナム人委員会とその他の関係組織に対し、同プログラムが効果を十分発揮できるよう、より実践的、より敢然と監督、実施していくよう指示した。
チュオン・ティ・マイ党政治局員・党書記局員・党中央大衆動員委員会委員長は、調整プログラムの展開が堅実に行われるよう合意内容をしっかりと把握すると強調するとともに、党中央大衆動員委員会と外務省の長年にわたる緊密な協力関係を基に、両機関は新たな期間における大衆動員工作および在外ベトナム人工作に関する、党から与えられた責務を適切に実現するとともに、党の決議や指示の効果的な実施に貢献するものと確信していると述べた。
調印式典に合わせ、党中央大衆動員委員会は、2011-2015年期の党の大衆動員工作への貢献を称え、外務省のブイ・タイン・ソン常任次官とレ・ホアイ・チュン次官に記念章「大衆動員事業のために」を授与した。
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( 翻訳者:松本美里 )
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