カンボジア:越僑の子供たちのためにトンレサップ湖上に学校をオープン
2016年12月06日付 VietnamPlus 紙
カンボジアのトンレサップ湖上の学校
カンボジアのトンレサップ湖上の学校

 12月6日の午前、カンボジアのベトナム大使館が、コンポンチュナン州のベトナム系カンボジア人協会と共に、バリボー郡の越僑の子供たちのための学校の落成式を行った。
 この筏の学校は、3万6,000USDでトンレサップ湖上に建造された。今後、600世帯以上の越僑の子供およそ200人の児童のための勉強と活動の場になる。
 これはホーチミン市の各レベルの行政府のとても大きな関心、支援によるものである。
 この機会に、レー・ティ・タンという、バリボー郡の学校の児童たちと長年深くかかわってきた女性の教師が、すべての児童とその保護者を代表して、ホーチミン市の各レベルの行政府とベトナム大使館が辺地の子供たちのためにこの学校を建造することを補助し財務支援を行ったことについて、感謝の言葉を述べた。同時に、祖国にとって有益となる人に育つよう各児童に見識を伝える努力を行う、と約束した。
 この機会に、ベトナム大使館は、ベトナムの各企業や慈善家が越僑の子供たちのために240人分の本やノート、学用品をプレゼントする支援をするよう、キャンペーンを行った。
 コンポンチュナン州にはカンボジアにおいて最も多く越僑が住んでおり、1万人あまりの越僑がいる。その越僑の大部分は何世代にもわたって住んでおり、主に漁業を生業に暮らしている。

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( 翻訳者:坂崎由衣 )
( 記事ID:3221 )