ベトナムの自動車市場、過去20年で新記録を樹立
2017年01月11日付 VietnamPlus 紙


 1月11日、ベトナムの自動車工業会(VAMA)は2016年の自動車市場全体の総販売台数が30万4,427台に達し、過去20年で新記録を樹立したことを発表した。
 この数字は2015年に樹立した24万4,914台、そして2009年の16万台の記録をはるかに上回る。
 VAMAによると、2016年12月の自動車市場全体の販売台数は3万3,295台で、前月比17%増であるという。
 2016年12月の総販売台数のうち、2万2,838台が観光用車両で27%増、9,372台が商用車で1%増、1,085台が特殊車両で4%減である。
 車の生産地についてみると、先月の国内で組み立てられた車の販売台数は2万3,565台で、2016年11月に比べ7.3%の増加に対し、輸入完成車は9,730台で、2016年11月に比べ50%増加している。
 2016年通年で見ると、市場全体の各種自動車の販売台数の合計は30万4,427台で、2015年から24%増加している。そのうち観光用車両が27%増、商用車が25%増、そして特殊車両が33%増である。
 車の生産地について更にみると、2016年の年間では、国産車の販売台数は前年比32%増で、輸入車は前年比5%増である。
 VAMAのメンバーによる調査によると、チュオンハイ自動車株式会社(Thaco)のKia、Mazda、Peugeot、Bus、Truckの5つのブランドだけで総販売台数が11万2847台に達しており、市場全体の41.5%を占め、市場を牽引している。
 市場の第二位に位置しているのはトヨタの合弁会社で、販売台数は5万7, 036台で市場のシェアは21%である。続く第三位はフォードベトナムで2万9, 011台でシェアは10.7%である。

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( 翻訳者:石井恵梨 )
( 記事ID:3230 )