ガックマー戦士追悼公園の彫像を査収する
2017年01月18日付 VietnamPlus 紙
ガックマー戦士追悼公園の彫像
1月18日、カインホア省カムラム県カムハイドン社において、ベトナム労働総同盟は「ガックマー戦士追悼公園の彫像の査収と、同公園施工の進捗度の検分」を行なった。
ガックマー戦士追悼公園は、ベトナムの主権に属すチュオンサ諸島(訳注:南沙諸島)のガックマー島を防衛する海戦で犠牲となった64名の海軍戦士の功績を記し偲ぶために、2015年3月から着工されていた。
この追悼公園内で、主たる建築物は「天涯に横たわる人々」と名前が付けられた彫像である。1988年3月14日のガックマー島を守る戦いで、手を取り合って決然と祖国の旗を守り同島におけるベトナムの主権を確かなものとした64名の海軍戦士の姿から、「不死の丸い輪」のシンボルがのびている。
査収評議会のメンバーの評価によれば、全体的に彫像は材質的、芸術的に十分な出来栄えであった。
この建築物を完成させるため、各部署は幾つかの細部を修正する必要があるが、彫像がより魂のこもったものになるように、とりわけ海軍の戦士の特徴とガックマーの戦士たちの勇敢な犠牲を体現するように念には念を入れなければならない。
査収の際のスピーチで、ベトナム労働総同盟のブイ・ヴァン・クオン主席は、施工に努力した各部署を讃えるとともに、査収評議会の幾人かのメンバーから意見が出されたように、幾つかの細部を修正するための最適なプランをたて、追悼公園の全般的な建築物に悪影響を及ぼさないように植栽する必要があると留意した。
ガックマー戦士追悼公園は、敷地2.5ヘクタールにつくられ、数十の彫像、博物館、植栽などが含まれる。
建築経費は、ベトナム労働総同盟が2014年3月に始めたプログラム「ホアンサーチュオンサ(訳注:西沙―南沙)の情義」における全国の労働者・労働組合からの寄附によるものである。
工事は2017年3月に第一期が完成するものと見られている。そのあかつきには同公園は、文化的施設、観光スポットとなり、若い世代に愛国と国防の伝統を教育する場所となる。また同時にガックマー島、ひいてはホアンサ、チュオンサ両諸島がベトナムの主権に属すことを確認するものとなるであろう。
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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:3234 )