３月４日午後、責任感を持ち、前向きで、迅速かつ厳格な会議開催から１日を経て、2017年の党建設組織部門全国会議はプログラムをすべて終了し閉幕した。
　会議では、2016年のすべての党建設組織工作の総括報告を聴取し、2017年の工作の方向性、任務について合意した。
　会議の結論として、ファム・ミン・チン党中央組織委員長（党政治局員）は、2016年の実践から、引き継ぐべき経験・教訓を引き出し、長所を発揮し、克服すべき問題点を厳密に抽出し、各々の集団と個人の力、全政治システムの総合力を最大限に発揮し、連携業務を進め、人民とメディアの役割を重視し、決意高く、全力で正しい対策を講じ、決然と行動し、実情を捉え、積極的に改善し創造しなければならないと明確に述べた。また、すべての部門は、厳格に民主集中の原則を実施し、批判・自己批判を行い、リーダーたる手本としての役割を高く掲げ、各党委員会、党支部、地方政府のなかで団結心を作り、合意形成を図り、意志と行動を一致させ、すべて人民のために奉仕する、とした。
　2017年の業務を効果的に展開するため、チン委員長は、党建設組織部門に対し、幾つかの任務に集中し効果的に実施して、重要問題の解決を図るよう要請した。いかなる状況にあっても、党建設組織部門は、全党、全軍、全人民と共に党の指導を盤石に堅持し、政治思想面で堅固になるよう党建設に心を寄せ、意志と行動を一致させ、しっかりと人事を行い、正しい指導方法、科学的な業務方法を行い、清廉な道徳、生活態度を心がけ、人民に奉仕しなければならない。
　年内の重要業務を強調し、チン委員長は、党建設組織部門に対し、３つの戦略的突破口、６つの重要任務を第11期および第12期４中総決議の実施と結びつけて実施すべく、引き続き第12回党大会決議の具体化について戦略を立案するよう留意を促した。
　（党建設組織部門は、）「建設」と「防止」の間の結合および、「いかなる時も、いかなる場所でも、すべての人」は皆、党建設、綱紀粛正、政治システムの構築に参加するとの原則に従って、直ちに、また常時実施する必要のある14の任務を含む、党の綱紀粛正強化に関する2016年11月の党政治局「計画」書をよりよく実施すべく、戦略を立案しフォローする。
　チン委員長は、2017年、党建設組織部門に対し、同部門作成による党政治局、党書記局の業務プログラム、各レベル党委員会の組織・機関の総括報告および業務計画において示された計画やプログラムにおける11の内容について、正しい進捗度と質の高さを保ち実施するよう留意した。このうち、６中総で提出された、「党の指導方法を引き続き刷新し、簡素な政治システムにおける組織機構を構築し、効果的な活動を行う」と、７中総で提出された、「能力、品位、威信があり、任務に遅滞なく対応する戦略的レベルの幹部を構築する」の２つの大きなプロジェクトについて、進捗度を速め、高い質を保ち進めるよう留意した。
　これとともに、チン委員長は、全部門に対し、「指導の中核化」、「法規範文書の標準化」、「行政手続きの簡素化」、「実施に際する自動化」といった、行政改革における「４化」実施を推進し、「一つの任務は一つの機関、一つの組織のみが担う」、「一つの組織、一つの機関は多くの任務を行うことができる」、「一つの業務は一人のみが行う」、「一人は多くの業務を行う」ため、政治システムの機能、任務、組織機構の整備について助言を行い、党のシステムと政治システム間の足並みを揃え、意見を一致させ、相互連結させるべく、規定、規程、ガイドラインなどを補充するよう明確に述べた。
　チン委員長は、党建設組織部門の幹部に対し、仕事のやり方、手続き、方法を刷新し、規律を徹底し、幹部人事の手続きを透明化し、工作の指導および実施に際し情報技術の応用を強化するよう求めた。
　チン委員長は、本年、団結、清廉、盤石な党建設組織部門を構築し、各レベル党委員会の組織の機能、任務、機構が簡素にかつ効果的に活動するよう整備し、業務ポジションの策定を完成させ、個人の主体性、創造性を発揮し、責任感を高めるよう幹部・公務員のそれぞれの職務の具体的な職責・任務を規定し、これを通じ、思想面で優れ（紅）かつ専門性も高い（専）、清廉で、手本となり、謙虚で、誠実で、真実を求め、勤勉で、忍耐強く、悪に対しノーという党建設組織部門の幹部を構築するよう留意した。
　チン委員長は、業務の中で、実践に対する総括、科学的な研究、理論の発展を強化し、特に戦略的レベルの幹部養成工作を推進し、国際協力を強化し、引き続きプロパガンダ工作において新たなイニシアティブ、よりよいやり方を発揮し、あるいは、党建設や政治システムの構築に関するプロパガンダについて、（汚職など）社会悪を積極的に退け、佳きことを受け止め、悪しきことを一掃するとの視点に立った方向付けを行うよう、党建設組織部門に強調した。
　会議終了後、チン委員長は、会議の結論について、自らの地方、機関などにおいて効果的に実施するためその内容を具体化すべく、実情に基づき、積極的に戦略を立案するよう、各レベルの常任幹部たちに対し所轄の党委員会の機関・組織への指導を要請した。

＜背景注＞他のメディアによれば、本会議には最高指導者らの健康管理を司る中央健康保護委員会委員長も出席した。健康についての観点から発表した同委員長は、現職に就く多くの同志が病気を患ったことがあるものの、良好な医療サービスを受け早期に職場復帰していることを明かした。さらに、かつてのド・ムオイ元党書記長のエピソードに言及し、ムオイ書記長自らが用意していた後継者たちが皆健康問題で失敗（死亡など）したため、当時79歳であったムオイ書記長が引き続き同職を務めることとなり、それから一年以上のちにレ・カー・フィウ氏が後継に選出されたと述べた。このことは、先の党大会での再選に際しグエン・フー・チョン現書記長の任期半ばでの引退も予測されていた中、全国の党組織部門を前に、ムオイ元書記長の例を引き合いにして、チョン書記長が高齢でも健康には問題なく、引き続き党書記長職に留まれることを示唆したものと思われる。
http://dantri.com.vn/chinh-tri/nhieu-lanh-dao-bi-ung-thu-dieu-tri-da-khoe-van-tham-gia-cong-tac-20170304185739997.htm

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（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:3254 )