台湾がチュオンサ(南沙)で軍事演習をしたことに対するベトナムの反応
2017年03月30日付 VietnamPlus 紙
レ・ハイ・ビン外務省報道官
レ・ハイ・ビン外務省報道官

 2017年3月30日、チュオンサ(訳注:中国名は南沙)諸島のバービン(訳注:中国名は太平島)周辺海域において台湾が実弾射撃演習を行なったことに対するベトナムの反応を教えてほしいとの記者の質問に応じて、外務省報道官のレ・ハイ・ビンは、以下の通り述べた。
 「ベトナムは、ホアンサ(訳注:中国名は西沙)とチュオンサ(南沙)の両諸島に対する主権を確認する歴史的証拠と法的根拠を十分に有している。台湾がベトナムのチュオンサ(南沙)諸島に属すバービン(太平島)周辺海域で実弾射撃演習を行なったことは、当該諸島に対するベトナムの主権を著しく侵犯し、航海上の平和、安定、安全、安寧を脅かし、南シナ海に緊張と事態の複雑化を引き起こす行為である。ベトナムは断固として反対し、台湾が二度と同様の行動をしないよう要請する」

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( 翻訳者:安部勇輝 )
( 記事ID:3294 )