韓国・中国・日本、緊迫した状況下でのFTA交渉
2017年04月09日付 VietnamPlus 紙


 4月9日、韓国の産業通商資源部は、韓国が中国と日本と共に三国間自由貿易協定(FTA)の12回目の交渉を来週実施すると発表した。
 この交渉会合は東京で行われ、4月10日から13日まで続くと予想されている。
 アメリカで保護貿易主義が日増しに高まっている背景や、韓国が国内でアメリカが終末高高度防衛ミサイルシステム(THAAD)を展開することを許可したこと関する二国間関係の緊張のために、中国が韓国に対して経済報復政策を実施したという状況の中での動きだ。
 交渉過程の中で、三か国の代表は、物品[貿易]、サービス[貿易]、投資などのような重要分野での前進を促進する方法について議論する予定だ。
 また交渉団は、電子商取引、知的財産権やその他の問題についての議論に時間を使う予定である。
 韓中日間の貿易協定についての交渉は2013年から開始されたが、目に見える進展には達していない。
 2015年になると、アジア三か国の指導者たちは相互利益のある三国間貿易協定の交渉妥結に向けて一層努力することを約束した。
 もし成功すれば、上記協定は2015年の世界のGDPの20%に相当する、約16兆7,000億USDの国内総生産(GDP)の、世界最大級の自由貿易ブロックを作り出す。

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( 翻訳者:森葵 )
( 記事ID:3339 )