４月12日から、クアンナム省ホイアン市人民委員会は、「歩行者及び[自転車等]エンジンが無い交通手段のための歩行者天国」区域を拡張する。
　この「歩行者及びエンジンが無い交通手段のための歩行者天国事業」は、ホイアン町（現在のホイアン市）人民委員会によって承認され、2004年６月から世界文化遺産である旧市街で実施することで合意がなされたものだ。
　これまででこの事業はホイアンブランドを冠した独自の文化観光商品となった。この事業は、実施されてある程度時間が経つと、地域住民からの支持を急速に受けた。なぜなら、コミュニティに実質的な利益をもたらし、ホイアンの観光経済の発展に貢献したからだ。
　この事業の効果を発揮させるため、ホイアン市は「歩行者及びエンジンが無い交通手段のための歩行者天国」のエリアを引き続き拡張する。これによると、既に規定された旧市街の中の道路のほか、次のようなエリアにまで拡張される。

チャン・フー通り全域。グエン・フエ通り。チャン・フー通りからグエン・フエ通りとファン・チャウ・チン通りの交差点まで。コン・ヌー・ゴック・ホア道路全域。ホアイ川沿いの広場の前までの道路全域。

　「歩行者及びエンジンが無い交通手段のための歩行者天国」の実施時間は、以下のように規定されている。

午前：９時から11時まで。
午後：雨季は15時から21時30分まで、夏季は22時まで。

　ホイアンの人民委員会委員長であるグエン・バン・ソン氏は、「エリアを拡張する一方で、ホイアン市は、次のような魅力的な文化・娯楽活動をたくさん行う予定だ。それらは、民間の遊び、食べ物飲み物市場、芸術道路、などで、観光客の誘致に貢献すると共に、現在の“歩行者及びエンジンが無い交通手段のための歩行者天国”エリアの観光客の密度緩和にも貢献するものだ」と伝えた。
　「歩行者及びエンジンが無い交通手段のための歩行者天国」は、ホイアンへの観光客の誘致に貢献する重要な文化観光商品である。これにより、住民に多くの経済効果と精神的価値がもたらされる。まさにこのため、この拡張計画は、地域の大多数の住民の支持を既に受けており、ホイアンでの特色ある文化活動を体験するための広々とした風通しの良い空間を観光客にもたらすことを約束している。

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（ 翻訳者:高橋和佳子、山田奈保 ）
（ 記事ID:3341 )