越中の国境交渉スキームが実質的に進展するよう促す
2017年04月18日付 VietnamPlus 紙
4月18日に北京における面会でのファン・ビン・ミン副首相兼外相(左)と王毅・中国外相(右)
4月18日午前、ファン・ビン・ミン副首相兼外相は、越中二国間協力指導委員会の第10回会合の開催にあたり共同議長として中国の首都北京を訪問した機会に、中国外務省の王毅部長(外相)と面会した。
ミン副首相兼外相は、各分野における二国間協力関係の総合的な調整に際し、両国外務省間の緊密な連携を緊密な提携を高く評価した。
ミン副首相は、双方に対し、引き続き越中二国間協力指導委員会の常設機関としての役割を発揮し、両国のハイレベル指導者による往来・交流のため連携してしっかりと準備を行い、両国間の協力分野を拡大し効果を高め、とりわけ両国国境の各地方が、ともに利益を有する交流・協力を深化するよう支援を要請し、同時に、ともに南シナ海における平和と安定を維持するよう、領土国境に関する交渉スキームの実質的な進展を促した。
両国外務省間の協力について、ミン副首相は、両国外務省の指導者間の意見交換を維持すること、国際経済・メディア・地方における対外業務についての協力や研究に関する政策策定にかかる両国外務省の関係機関間の交流・意見交換を深めること、双方の合意に則り外交団、領事業務、公民の保護、その他の問題に取り組むこと、外務省幹部の育成業務を円滑に実施すること、土地・家屋の相互契約を早期に締結し、双方の外務代表機関の事務所と住宅を改善するため支援し環境を整備するなど、両国外務省間の協力に関する議定書に再度署名するため双方が意見交換を行うよう要請した。
王部長は、二国間関係の発展に関するミン副首相の意見を高く評価し賛同の意を表明した。同時に、同部長は、ハイレベルの往来に向けよりよく準備を行い、越中包括的戦略的パートナーシップを促進するため、ベトナム外務省と連携する用意があることを強調した。
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( 翻訳者:安部勇輝 )
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