:「抜き打ち視察」を行うジャカルタ州知事、副州知事時代のジョコ大統領とバスキ氏
ジャカルタ、KOMPAS.com配信
ジョコ・ウィドド大統領は宗教冒とく事件の被告であるバスキ・チャハヤ・プルナマ被告に対して、禁錮2年の判決が下されたという情報をすでに得た。大統領は各方面にその判決の尊重を求めた。
「私は各方面が法手続き及び判事団によって読み上げられた判決を尊重することを願っている」と去る5月9日、パプアを訪問した際にジョコ大統領は述べた。
ジョコ大統領は続けて、「バスキ氏の控訴努力にも同等の敬意が払われるべきである」と述べた。
「われわれは、バスキ・チャハヤ・プルナマ氏が控訴のためにとるであろう行動をもまた尊重すべきだ」とジョコ大統領は述べた。
ジョコ大統領は、世の人びとは現行法のメカニズムこそが存在する全ての問題を解決するための最良の解決策であるということを信ずる必要があると述べる。
「これが最も重要なことだ。われわれは皆、存在する全ての問題を解決するための法のメカニズムを信じるべきだ」とジョコ大統領は述べた。
バスキ氏の宗教冒涜が立証されたとして、判事は同氏に禁固2年の実刑判決を下したことが報じられた。また判事はバスキ氏の即時収監も命じた。
「(バスキ氏は)正当かつ確信ある手続きによって有罪であると立証された。よって、被告人を禁錮2年の刑に処する。また、被告人を即時収監することを命じる」と、判事団のドゥウィアルソ判事は言い渡した。
バスキ氏側は即日、北ジャカルタ地方裁判所へ上訴の手続きを取った。収監措置の保留も請願している。
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( 翻訳者:川本祥子 )
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