第1四半期におけるベトナムの繊維・縫製品輸出は11%増加
2017年04月15日付 VietnamPlus 紙
ゲアン省イエン・タイン県のMLB Tenergy有限責任会社での縫製品生産(写真:ビック・フエ/ベトナム通信社)
ゲアン省イエン・タイン県のMLB Tenergy有限責任会社での縫製品生産(写真:ビック・フエ/ベトナム通信社)

 ベトナム繊維協会によると、2017年の第1四半期の繊維製品分野の生産と輸出の状況は、輸出額が11.2%増加して68億4,000万ドルに達しており、比較的安定している。
 ほとんどの企業がすでに第1四半期末まで注文を抱えており、一部の企業は第2四半期末まで注文を抱えていた。しかし、年初数か月に契約した受注の大半は、小規模・中規模な注文で、商品の種類も限られていた。
 ベトナムの繊維製品は世界40か国以上の国々に輸出されている。全体の売上高に貢献している主要な市場は、アメリカ、日本、韓国、中国、EUなどだ。
 TNG貿易投資株式会社取締役会会長のグエン・ヴァン・トイ氏は、繊維製品業界の第1四半期における輸出が11%以上増加したのは、2016年の同時期と比較してかなり高い成長率であると言及した。このTNG社は、今年の第1四半期、繊維製品分野全体の平均レベルより高い、およそ15%の成長となった。
 この成長率はブランド企業とノンブランド企業の間の明確な違いである。ブランド企業はいまだ高い成長率を保っている。
 注文[サイクル]計画[の期間]が日増しに短くなり、価格は上がらない傾向に直面する中、ベトナム繊維協会は繊維製品分野の企業に対し、投資した設備の生産効率を徹底的に上げてコスト削減を図ると共に、小規模だが難しい注文を探し労働者の技術と熟練性についての強みの確立を目指す必要があると勧告した。
 今年、ベトナムの繊維製品分野は、輸出額が300億ドル以上に達し、2016年に比べて6.5%から7%成長することを目指している。

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( 翻訳者:森葵 )
( 記事ID:3382 )