韓国において「ごめんなさいベトナム」像が完成する
2017年04月26日付 VietnamPlus 紙
韓国済洲島の聖フランシスコ平和センターでの「ごめんなさいベトナム(ベトナム・ピエタ)」銅像の除幕式
ソウルのベトナム通信社特派員によると、韓国・ベトナム平和財団が4月26日に、「ごめんなさいベトナム(ベトナム・ピエタ)」銅像の除幕式を韓国の済州島にある聖フランシスコ平和センターで開催した。
式典はちょうどベトナムが南部解放・国土統一から42周年を記念する機会に開催された。
式典には、韓国・ベトナム平和財団の代表、またカトリック、仏教、プロテスタントなどの多くの韓国の聖職者を含む100人以上の人々が出席した。
式典でのスピーチで韓国・ベトナム平和財団理事長のカン・ウイル氏は、ベトナム戦争は42年前に終結したが、ベトナム戦争に参戦した韓国兵士の罪なき人々への虐殺行為についての事実を韓国は明らかにしなければならないと言った。
彼は、韓国は悔い改めてベトナムの人々に謝罪する必要があると述べた。
ベトナム・ピエタ像は、自分の赤ちゃんを抱き締めている一人の女性を表現した作品で、ベトナム戦争中の韓国兵士による虐殺で亡くなった母親と生まれたばかりの赤ちゃんの魂を慰めるためのものである。
銅像はキム・ソギョンとキム・ウンソンという2人の彫刻家の共同制作で、ベトナムの人々への謝罪と、心からの悔恨のメッセージが込められている。
参考記事
[ベトナム‐韓国の関係は国際関係において稀である]
http://www.vietnamplus.vn/moi-quan-he-viet-namhan-quoc-hiem-co-trong-quan-he-quoc-te/443156.vnp
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( 翻訳者:森葵 )
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