子供たちをたたいて勉強を教えることのないよう、パウンドーウー僧院の僧侶が要請 (2017年5月22日 1,2)
2017年05月22日付 The Voice 紙

ホーポウン 5月21日

僧院学校の校長を含む僧侶、尼僧、教師らは子供達をたたいて勉強を教えることのないようパウンドーウー僧院学校校長バッダンタ•ナーヤカ僧正が要請した。

シャン州パオー民族自治区ホーポウン市にあるナウンタウン慈善僧院学校において5月20日から22日まで行われている第3回僧院学校会議の中でそのように述べられた。

子供の権利法、子供達の権利を尊重することと、(子供をたたくことが)戒律や心理学上ふさわしくないことをマンダレー管区僧院教育監督組織の幹事でもあるウー•ナーヤカ僧正が述べた。

「子供達に恐怖心を与えると教育にはならないのです。たたいて勉強を教えることはミャンマーでまだ多く見られます」とウー•ナーヤカ僧正が述べた。

僧院学校の僧侶、尼僧や教師として、僧院教育がますます発展していくために尽力するよう、国家サンガ大長老会議のバッダンタ•セインティターリンカーヤ僧正が勧告した。

僧院教育が発展するようにしていくにあたり、僧侶、尼僧、教師として、知識、教養とふるまいの質を高めていかなければならないと同僧正が続けて述べた。

そのように行うよう要請したが、全国には計1500校以上の僧院学校があり、改善が必要な学校も一部あるかもしれないとバッダンタ•セインティターリンカーヤ僧正が話した。

その他、国家サンガ大長老会議として僧院教育に重点を置くことを同僧正が述べた。

僧院学校の僧侶、尼僧、教師らの知識や教養が高める必要があることに関して教育の仕方を変えなければ僧院学校は取り残されてしまうだろうと、ウー•ナーヤカ僧正が警告した。

第3回僧院教育会議には計2000名以上もの僧侶、尼僧、教師らが出席し議論を交わしている。

2016-17教育年度の統計によると全国には小中高合わせて1500校以上の僧院学校があり、生徒は約30万人いることが第3回僧院教育会議から分かった。

現在、エーヤワディー管区ラプッター市にあるYGW孤児院では子供達をたたいているとして、指導的立場の僧侶らを含む4名の僧侶を告訴してあることが国内メディアにより発表された。

ミャンマーでは僧侶による教育がバガン朝時代以降始まり、ピンヤ、ニャウンヤン、コンバウン朝時代も続いていた。

その後1962年から1972年まで教育省基礎教育局のもとで僧院教育課が設置され、1982年になると僧院学校が一時閉鎖された。

その後1992年に僧院学校は正式に再び開校する許可を与えられ、1994年に中央レベルで僧院教育監督組織が初めて結成された。

現在僧院学校については宗教•文化省仏教発展普及局が担当しており、2013-14教育年度より教育省が僧院学校の教師らに向けて講座を開講している。

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( 翻訳者:金子愛 )
( 記事ID:3467 )