ベトナム中部ダックラック省クムガール県は20台の監視カメラを９つの社や町、省道８号線の重要な地点に設置し、地域の治安秩序状況や社会弊害の見張り・監視を行い、木材の違法な売買・運搬のタイムリーな発見を図っている。
　このように地域の治安状況を監視するために辺地や奥地に監視カメラを設置するのは、中部高原でも初めてのことだ。
　カメラが使用されるようになってから、関係機関は、違法な林産物の輸送を10件処理し、20㎥あまりの木材を押収し、関係する５人を拘束し立件することができた。また、麻薬の売買・使用の弊害が多い地域を数カ所無くし、バイクを盗んだ３人の容疑者を拘束したほか、地域の秩序を乱すバイクの競争や蛇行運転のためにたむろすることなどを抑制した。それらのことを通して、法律を厳守するという自覚において各民族同胞の意識の向上に貢献した。
　今後も、クムガール県は､社会弊害が日常的に生じる場所や人口過密地域、T字路、十字路、バイパス道路、国民に対応する窓口機関、社の行政区域、ワンステップサービス室などの一部に引き続き監視カメラを設置する。各関係機関が治安・秩序の状況を見張り・監視するための条件を整え、地域の社会経済の発展を促進するためである。

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（ 翻訳者:山下萌佳 ）
（ 記事ID:3474 )