フィリピン軍のエドアルド・M・アノ参謀長（大将）の招きを受け、ファン・ヴァン・ザン共産党中央委員・総参謀総長・国防次官（中将）率いるベトナム人民軍代表団が、５月17日から19日までフィリピンのマニラにおいて開催された第14回ASEAN国防司令官非公式会議（ACDFIM-14）に出席した。
　会議に出席したベトナム代表団は、全方位外交と国際統合がベトナムの党と国家の積極的、主体的かつ責任ある政策であることを主張すべく、軍事・国防に関する多国間フォーラムにおける活動を通じ、地域と世界に対するベトナムの役割と地位を引き続き確認した。
　これ（会議）を通じ、ASEANの政治・安全保障共同体としての各目標の実現に向け、平和の維持、安定、発展のための共通努力を推進するとし、同時に、ASEAN議長国の役割を担うフィリピンへの支持を表明した。
　「ASEANの国防司令官：変化する敵と協力のコミットメント」と題された今回の会議では、海上における安全保障とテロとの戦いにおける考え方についての共有を中心として、各国代表団の発表が行われた。
　ACDFIM-14の枠組みの中で、５月15日から17日まで、ASEAN国防諜報機関非公式会談（AMIIM-14）及び第７回ASEAN各軍作戦指揮官会議（AMOIM-７）も同時に開催された。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:一橋弘人 ）
（ 記事ID:3483 )