ビナミルク社、アメリカから生産性の高い乳牛2000頭余りを輸入
2017年05月18日付 VietnamPlus 紙
700ヘクタール近くの敷地をもつタイニン酪農場の全景
これまでのところ、タイニン省の酪農場は生産性の高い乳牛を計5000頭近く飼育しているビナミルク社最大の酪農場である。
今回輸入された全ての牛は、熟達した専門家やビナミルクの有識者や協力者により厳格に選定され、その全てが母牛のデータによると一周期に14000ℓ以上搾乳可能なホルスタイン・フリーシアン種の純血種である。
アメリカからタイニン省にあるビナミルク社酪農場へ乳牛が送られるのは2回目であり、タイニン省では専業としての規模の投資がなされている牛小屋やハイテク技術の応用、近代化されたファン冷却システムなどを備えた700haにも上る土地利用がなされており、乳牛のために最適な環境をもたらしている。計画では、同社のタイニン酪農場は乳牛の輸入を続け、2017年中に牛の頭数を合計8000頭にする予定だ。
ビナミルク社の企業戦略と開発のなかで、乳牛飼育の農場に投資して生乳原料を主導することは重要な戦略的目標であり、同社が原材料の国内化率を増加させるとともに品質を向上させる長期的な助力となる。
現在、ビナミルク社の農場と契約農場を含み同社に生乳を供給している牛の総数は12万頭で毎日750トンの原料となる生乳を供給しており、生乳製品が作られている。
また新しい農場を開発する計画では、同社は同社の各酪農場と契約農家の牛の頭数を2017年中に約16万頭、そして2020年に約20万頭まで増やし、原料乳の生産を2020年までに1500〜1800トン/日として現在の倍以上に増加させ、ベトナムの何百万もの家庭へ純粋で新鮮な乳製品の供給を確保するとしている。
最高品質の製品を提供するという望みのもと、ビナミルク社は常に技術を向上させ、規模を拡大し、原料生乳の品質を向上させている。今回アメリカから同社のタイニン酪農場へ2000頭以上の牛を受け入れたことは、新たな段階を示すものであり、乳製品加工工業の持続可能な発展と常に世界水準へと高みを目指すという同社のコミットメントを確認したものだった。
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( 翻訳者:堀田菜々美 )
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