今後３年間で、グーグルは９省における３万人以上の農民に対し必要なデジタル技術・技能養成講座を実施することでベトナム農民協会を支援する予定だ。
　上記の情報は５月26日午前に開催された「ベトナム農民協会会員・幹部のためのコンピュータ、スマートフォン、インターネット使用能力向上」プロジェクト開始のためのワークショップにて発表された。
　具体的には、グーグルが農民協会の会員40人と幹部500人に対し研修を行い、これらの人々が直接講座を通して農民１万人を養成するほか、オンライン養成プログラムを通して農民２万人を養成する。
　ベトナム農民協会会長であるライ・スアン・モン氏は、グーグルの支援はとても実用的で有意義であると述べた。
　「プロジェクトを成功裏に実施することで、農業の生産・経営における高度な科学技術の応用の促進や、付加価値を向上させる方向での農業部門の再編の効果的な実施、農民のための物質的精神的生活の向上に貢献するだろう」とモン氏はこのように語った。
　グーグルアジア太平洋地域ベトナム・ラオス・カンボジアにおけるカントリーマネージャーのニティン・ガジリア氏は、ベトナム農民は国家の食糧源の確保に既に成功し、輸出部門や経済の発展に貢献している、との見方を示した。農家のデジタル技能訓練のために協力することで、グーグルは、デジタル時代のベトナムの連続的で持続可能な発展におけるパートナーの役割を担うことを期待している。

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（ 翻訳者:堀田菜々美 ）
（ 記事ID:3553 )