オバマ前米大統領ジャカルタへ、在外インドネシア人会議で演説予定
2017年06月21日付 Kompas 紙
バラク・オバマ・アメリカ前大統領
オバマ前米大統領ジャカルタへ、在外インドネシア人会議で演説予定
ジャカルタ、kompas.com配信
バラク・オバマ前アメリカ合衆国大統領は、きたる2017年7月1日の第4回在外インドネシア人会議で基調講演をするためにジャカルタを訪れる予定である。
さる6月12日にジャカルタで開かれた記者会見で、在外インドネシア人グローバルネットワーク運営委員会(INNG)のディノ・パティ・ジャラル委員長は「私たちはとても歓迎する、なぜなら私たちはオバマ氏がインドネシアと非常に特別な関係にあり、インドネシア社会と在外インドネシア人にとってインスピレーションを与える人物であることを知っているからだ」と述べた。
その会議のオープニングセッションにおけるオバマ前大統領のスピーチは、さる1月にアメリカ合衆国大統領としての職務を終えて以来アジアで初めてのものとなるだろう。
しかしディノ委員長は、オバマ前大統領のスピーチは在外インドネシア人、来賓および選ばれた市民からなる約3500人だけが参加できる非公開のセッションとなるであろうことを説明した。
ディノ委員長は、オバマ前大統領の来訪はインドネシアでの休暇を満喫してほしいとのジョコ・ウィドド大統領からの招待に応じるためでもあると説明した。
ディノ委員長はオバマ前大統領の来訪日と、わが国に滞在する間の全日程に言及することは拒否したが、前大統領の来訪に関係する全てのプロセスはすでに外務省とともに調整されていることを明言した。
「在外インドネシア人会議の前にオバマ前大統領はまず休暇を取るだろう。しかし来訪日とどこを訪れるのかについては、私の権限がこの会議に関係する情報を伝えることのみであるため、教えることはできない」とディノ委員長は語った。
「国家建設のための協働」をテーマとし、2017年7月1日から4日までカサブランカホールにて行われる第4回の在外インドネシア人会議では、12の異なるセッションにのべ42人の講演者が出席する予定である。
会議の参加者としてこれまでに6000人以上が登録されており、そのうち427人が52ヶ国から参加する在外インドネシア人である。
オバマ前大統領のスピーチセッション参加に関心を持つ市民は、#Aksi4Diasporaというタグをつけ簡潔な100字の説明を添えた、善意と寛容のための社会貢献を披露する写真をアップロードするという条件の、Twitterを通じた選考に参加しなければならない。
「写真アップロードの期限は2017年6月18日で、それから我々はこのセッションに加わるべき最良の参加者を選考する」とディノ委員長は語った。
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( 翻訳者:藤井理沙 )
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