日本の海上保安庁の巡視船がダナン市に到着
2017年06月13日付 VietnamPlus 紙
日本の海上保安庁の巡視船「えちご」がティエンサ港に寄港。(写真:チャン・レ・ラム/ベトナム通信社)
6月13日、ダナン市のティエンサ港にて、日本の海上保安庁の巡視船「えちご」の司令官と乗組員の友好訪問の歓迎式が執り行われた。
今回の訪問で、日本の海上保安庁の船のダナン訪問は4回目となった。
6月13日から19日までの期間、日本の海上保安庁の巡視船「えちご」船長の豊田力大佐[訳注:原語表記ママ。二等海上保安監に相当]に率いられた士官・乗組員総勢85名は、ベトナム海上警察司令部への表敬訪問、第2地域海上捜索救難協力センターへの訪問、ダナン市人民委員会幹部への表敬訪問、ダナンやホイアン、フエなどにある各観光景勝地訪問を行う。
この機会に、ベトナム海上警察と日本の海上保安庁は、外国漁船の違法操業取り締まりなどの合同訓練を行う予定である。
日本の海上保安庁の巡視船のダナン市訪問は、地域の安全保障と海上の安全のための、ベトナムの海上警察と日本の海上保安庁との間の良好な協力関係を引き続き確認するものである。
今回の訪問は、双方が、海上での法執行において経験を学び合い共有したり、交流・協力・相互理解を強化したりするための良い機会ともなっている。「えちご」は長さ105.4メートル、幅14.6メートル、総トン数3100トンである。
ベトナム海上警察と日本の海上保安庁は、アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)とアジア海上保安機関長官級会合(HACGAM)の積極的なメンバーである。これまで双方は、海上の法執行能力向上において数々の緊密な協力を行ってきた。
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( 翻訳者:山田奈保 )
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