韓国、ベトナムへの最大投資国となる
2017年06月12日付 VietnamPlus 紙
ターイグエン省にある100%韓国資本企業での携帯電話部品の生産
ターイグエン省にある100%韓国資本企業での携帯電話部品の生産

 韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が6月12日に発表した統計では、2016年末現在、韓国企業のベトナムに対する投資額は500億ドルを突破し、韓国はベトナムに対する最大の投資国となった。
 1988年以降、韓国企業のベトナムへの投資は5773件、505億ドルに達し、東南アジア地域で急速に発展するベトナムへの外国直接投資総額の30.8%を占めている。
 韓国の投資総額の71%は製造業への投資で、次いで、不動産業が14.8%、建設業が5.4%。
 ベトナムへの外国直接投資総額に関し、韓国に次いで、日本が424億ドル、シンガポールが382億ドル、台湾(中国)が318億ドル、そして、イギリス領ヴァージン諸島が204億ドルとなっている。
 最近、ベトナムの経済発展や急速な所得の増加を期待し、ベトナムに進出する韓国企業が日増しに増えている。
 大韓貿易投資振興公社(KOTRA)職員のキム・ドゥヒ(Kim Doo-hee)さんは、ベトナムの経済は着実に成長しており、よって、外国の投資家がベトナムへの「資金を注ぐ」活動を日増しに強めていると述べた。

参考記事:「ベトナムと韓国、機械、電子の分野で協力推進へ」

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( 翻訳者:堀田菜々美 )
( 記事ID:3609 )