ビナミルク、アジアの最も優れた10社にランクイン
2017年06月16日付 VietnamPlus 紙
ベトナム初の欧米のオーガニック基準を達成した酪農農園であるダラット・オーガニック農園での乳牛たち
6月15日、トップ金融マガジンである日経新聞社の日経ASEAN Reviewは、効果的なビジネスを行っているアジアの300社(ASIA300)のリストを公開し、ベトナムからも5社がランクインした。
注目すべきこととして、ビナミルクは、リストを牽引するトップ10に唯一名を連ねたベトナムの企業であることが挙げられる。
また、同社は今年のASIA300のトップ10にランクインしたアジアの食品飲料分野において、掲載された唯一の会社でもあった。
ASIA300は、アジアで最も効果的なビジネスを行い、最も価値ある企業をまとめ掲示したリストである。
日経新聞社は、成長レベル・利潤を生む能力・効率性・財政面での健全性という4つの基準に基づいて、地域の11のエコノミーにおける最も大きな327社を分析し評価を行った。
日経新聞社の評価チームは、直近の財政データをもとに、これら企業の成長レベル、利潤を生む能力、効率性、財政面における健全性について評価・分析を進め、1つの企業について総合力を包括的に評価して表に順番に並べた。
高い学歴と熱意ある管理職、幹部、職員らが、世界に乗り込む機会を模索するのと並行して国内市場を堅持するとの持続的発展戦略を以て、ビナミルクは、営業収入と利益が顕著に増加している企業グループの中に位置し続けている。
ビナミルクは2016年の20位から良好に発展し、最大企業トップ10中、8位の座を手に入れた。この中には、6位に中国のアリババグループホールディング、9位にテンセントホールディング、10位にタイ国営空港開拓会社といった多くの有名企業も名を連ねている。
ビナミルクはわずか1種類の砂糖入り乳製品から投資を始めて、今日では200種類以上の乳製品を製造する国内最大の乳製品会社となり、ベトナム人の多くの世代が毎日栄養を保持する一環として牛乳を用いる意識を向上させ、その習慣の形成を促している。
ビナミルクは、国内市場の堅持と安定した成長だけでなく、近年世界への拡大をも重視しており、2016年には輸出による営業収入は2億5800万ドルであった。
ホーチミン市にある本社のほか、3つの支店、13の工場と10の農園(そのなかには2017年3月にベトナム初の欧米のオーガニック基準を達成した酪農農園がある)を置くビナミルクは、アメリカ(カリフォルニア州にあるドリフトウッド工場を100%所有)、カンボジア(首都プノンペンにあるアンコールミルク工場を100%所有)、ニュージーランド(22.8%を所有)など外国に工場を持ち、ポーランドにも子会社を一社、タイに代表事務所を有している。
会社の製品は、アメリカ、日本、オーストラリア、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、中東地域など世界43か国に輸出されている。
5月及び6月初め、ビナミルクは、フォーブスが選ぶグローバルな大企業2000社にランクインしたベトナム唯一の消費財生産会社であり、Kantar WorldPanelのレポートによれば、ベトナムのナンバー1ブランドを3年連続で得ており、「投資の架け橋」紙の評価によれば、ベトナムでもっとも効率的にビジネスを行うトップ50社に6年連続で位置しているとされる。
国内外の各組織から連続して高い評価を得ていることは、この40年以上の間、ビナミルクが持続可能な事業活動を効率的に行ってきた証である。
ベトナムにおける乳製品専門のトップ企業となった使命を以て、ビナミルクは、ベトナム国民のため国際的に質の高い最良の栄養源をもたらすのみならず、世界中の消費者にベトナムのミルクを広め、一層自信を生んでいる。
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( 翻訳者:西村一葉 )
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