ベトナム戦争で行方不明になっていた米軍人の遺骨を返還
2017年06月19日付 VietnamPlus 紙
ベトナムでの戦争中に行方不明となったアメリカ軍人の遺骨の返還式
6月18日、ベトナムでの戦争で行方不明となっていた米軍人の遺骨の返還式が、ダナン国際空港で執り行われた。
ベトナム側の代表は、アメリカ側の代表に2体の遺骨を引き渡した。これは、住民が納めたものと、混合チームらが第127回の合同探索(2017年4~6月)で掘り出しに成功したものだ。
この遺骨は両国の法医学専門家らによりダナンにて合同で臨検され、ベトナム戦争で行方不明となっていた米軍人のケースに該当する可能性があると結論づけられ、アメリカのハワイへ移送して更なる検証を行うよう提議された。
式でのスピーチでアメリカ政府代表は、ベトナム政府及び国民の人道的政策や善意、効率的な協力に感謝すると共に、それらを高く評価した。
ベトナムでの戦争で行方不明となっていた米軍人の遺骨の探索活動は、越米両政府間の人道的活動である。
これが、1973年以来141回目の遺骨の返還となる。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:渡辺智暁 )
( 記事ID:3622 )