八月革命と国慶節の72周年記念（1945年９月２日―2017年９月２日）およびホーおじさんの逝去48周忌（1969年９月２日―2017年９月２日）に際して、８月20日午前、グエン・スアン・フック首相は、ホー・チ・ミン廟管理委員会の任務遂行ぶりを視察し、ハノイ市バーヴィー県ダーチョン社のK9歴史遺跡区においてホーおじさんを偲んで焼香した。
　グエン・チー・ヴィン国防次官（上将）、グエン・ドゥック・チュン・ハノイ市人民委員会主席ほか、関係する地方や部署の指導者らが同行した。
　ホーおじさんの英霊の前で、グエン・スアン・フック首相と一行は、わが党と人民の天才的指導者で国際共産主義運動・労働運動の優れた革命戦士であったホー・チ・ミン主席の多大な功績に対する無限の感謝の念と尊敬の念を表明した。
　ホーおじさんは、民族解放とベトナム人民・世界人民の平和・幸福のための闘争に一生を捧げた。ホー・チ・ミン主席は逝去したが、彼の姿はベトナムの山河・国土とともに永遠に生き続け、彼の思想・道徳・風格はベトナム革命が次から次へと勝利するように永遠に導き続ける。
　ダーチョンにあるホー・チ・ミン主席遺跡区（K9遺跡区）は歴史―文化的な地名であり、党中央の根拠地を建設するために選んだ場所である。1960－1969年、ここでホーおじさんと党中央および政治局の同志たちは、抗米救国抗戦の決定的段階における重大な問題を議論し決定した。
　ホーおじさんが亡くなった後、ここは党政治局と中央軍事委員会によって、抗米救国戦争が激しかった時期（1969－1975年）、ホーおじさんの遺体を長期に保存し、絶対安全に守るための主要な場所として選ばれた。1975年春の大勝利と国土統一の後、K9遺跡区は予備根拠地区となり、参拝する国内の代表団を迎え、伝統を教育する場所となった。
　ホー・チ・ミン廟防衛司令部司令官で同廟管理委員会委員長のグエン・ヴァン・クオン少将は、フック首相への報告のなかで、2017年上半期にホー・チ・ミン廟を訪れた参拝客はのべ約220万人で、そのうち49万5000人が外国人客だと明らかにした。参拝客数は年平均で10－12％増加している。それとともに廟管理委員会は、ホーおじさんの遺体を長期に保存する任務を首尾よく実現するためにロシア連邦の科学者たちと良く連携し、奮励努力してしっかりと主体的にこの重要な任務をまっとうしてきた。
　「ホー・チ・ミン主席の遺体を保存し、新たな段階における廟工事の政治的・文化的意義を発揮する」ことに関する政府首相のプラン2341と、参観と学習に訪れる国内外の参拝客を迎えるためにK9におけるホー・チ・ミン主席遺跡区の参観拡大に関する政府首相の指導意見を実現して、この遺跡区は一歩ずつ投資・修理・補修・刷新されてきた。
　技術インフラはより最新的に、景観・環境はより広壮・美麗になった。受入れ・宣伝工作、政治・文化活動の組織はやむことなく刷新され、参拝客の需要と安寧・安全の保証に最善に対応することを目指してきた。それによって、2017年上半期には国内の参拝客がのべ31万3000人にのぼり、2017年５月19日から現在まで、遺跡区は正式に外国人客に門戸を開き、参観に多くの外国人客を引き付けてきている。
　管理委員会はまた、参観規定を改め、ホーおじさん記念館を改修し、無料のwifiを使えるようにし、ホー・チ・ミン主席の人生と事業を宣伝するための電子機器を備え付けた。遺跡区は歴史的・文化的な地名となり、伝統を教育するための「紅い住所」であり、ここに来たベトナム人の若い世代と外国の友人たちがホーおじさんの革命活動の人生についてより深く理解するのに役立っている。また、党政治局５号指示に基づき、ホー・チ・ミンの思想・道徳・風格を学習し倣うことを、全党・全人民・全軍において推進し、広く深く普及していくのに貢献している。
　ホー・チ・ミン廟管理委員会は、協議のなかで、ホー・チ・ミン廟区域でのプロジェクトを進めるために協力して更地化すること、交通路の修繕・拡幅をし、K9遺跡区の参拝客への有利な条件を整えることをハノイ市人民委員会に提案した。
　グエン・スアン・フック首相は協議のなかで発言し、党中央委員会、政治局が国防省、ホー・チ・ミン廟防衛司令部にホーおじさんの遺体を長期的・永久的に保存する任務を託したことは名誉で重責であり、また党・国家と人民が委託した栄えある任務である、と明言した。
　フック首相は、これまでホー・チ・ミン廟管理委員会に属す各部署が託された政治的任務、とくにホーおじさんの遺体の保管・保存を高い責任意識をもって首尾よく実現し、科学技術の成果をうまく応用し、管理・広報・紹介工作を刷新し、安寧・安全をよく保証してきたことを高く評価した。それによって、ホーおじさんを参拝し各遺跡を参観する国内外の観光客は日増しに増えている。
　敵対勢力が歪曲した論調をもち、党・国家の革命事業を破壊し、ホー・チ・ミン主席の偉大な革命事業と人生を悪く言っていることにフック首相は言及して、これらの行為の目的はわが幹部・党員・人民、とくに若い世代の信頼を損ねることだとした。
　この状況下で、ホーおじさんの遺体を長期的・永久的に保存する任務を首尾よく成し遂げ、ホー・チ・ミン主席の偉大な生涯と事業についての宣伝を強化する（とくに戦争の時期にホーおじさんが仕事をし、ホーおじさんの遺体保存されていた場所であるK9遺跡区において）ことは、深い意義をもち、闘争工作に重要な貢献をし、敵対勢力の歪曲的論調に反駁し、同時に幹部・党員・人民の信頼を強固にし堅持するのに貢献するものである。これはまさに敬愛すべきホーおじさんの偉大な精神・思想・事業についての最善の宣伝方法である、とフック首相は強調した。

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（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:3701 )