ベトナム合同作業チームがバチカン法王庁と協議
2017年08月25日付 VietnamPlus 紙
ハー・キム・ゴック外務次官
8月23日および24日の両日、外務省のハー・キム・ゴック次官は合同作業チームを率いてバチカン法王庁で協議を行った。
協議の中で、双方は、ベトナムのカトリック教会に関連する諸問題をはじめベトナムと法王庁との関係について、率直かつ建設的な意見交換を行った。
ゴック次官は、ベトナムが、あらゆる人の宗教の自由を尊重し保証すること、宗教の自由に関する法的基盤の整備を続けていくこと、ベトナムのカトリック教会が国土建設に積極的に参加するよう奨励しそのための環境を整えていくこと、同時に、カトリック教会の要望に常に関心を寄せるとする一貫した政策を実施していることを強調した。
バチカン法王庁は、ベトナムのカトリック教会が、「良い宗教は良い公民である」との法王の教えおよび「民族の心の中で福音に生きる」との教会の方針を引き続きよりよく実践していく必要があるとの点で意見が一致した。
法王庁は、双方の関係促進に関心の目を向け、ベトナムのカトリックコミュニティが積極的に社会に貢献し、法律の規定を厳格に順守することを期待すると述べた。
双方は、この間、常時の対話と交流を通し、ベトナムと法王庁の関係が顕著に発展し相互信頼を深めてきたことを認め、残された若干の問題を解決すべく、建設的で善意ある対話を続けていくことで合意した。
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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
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