10月３日夜に開かれた政府事務局による記者会見において、交通運輸省の指導部は、９月に行われた、客を乗せて運ぶサービスを行うUberとGrabの緊急停止要請は、ハノイ自動車運輸協会からの提案であることを明らかにした。
　グエン・ゴック・ドン次官は、その内容をより詳しく述べ、この間ベトナムでは輸送管理技術を使用、連結させた輸送形態が普及しており、人々はUberやGrabを利用するようになったと述べた。
　しかし、ドン次官によると、実際のところ、携帯電話によるだけでなく、他のアプリと連結させた技術を用いた10のメーカーが存在しているとされ、ユーザーにメリットをもたらしている。
　また、ドン次官によると、首相は各都市において（UberとGrabなどの利用の）試験的な試みを展開させたが、陸上道路交通法に従うと、インフラ計画、車両計画、輸送形態の管理など、交通計画の管理をはじめ、交通インフラ開発や交通管理まで、省・中央直轄市の人民委員会が地域の交通管理を担っている。
　ドン次官は、（車両の）数量は計画を通じ確定され、（輸送）形態ごとの車両の数量をチェックするのは、地方の権限であると述べた。
　｢これは輸送協会の要請であり、地方は、当該地方の具体的な交通インフラ状況に従って、人々のニーズに対応し、地方のインフラの状況に見合ったかたちで、（UberとGrabなどの利用を）停止するか、あるいは引き続き許可するかを決定するだろう｣と、ドン次官は述べた。

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（ 翻訳者:河合摩南 ）
（ 記事ID:3767 )