日本最大の旅行会社グループH.I.S、カムラン湾に投資
2017年10月17日付 VietnamPlus 紙
カムラン湾の青いビーチ(出所:Frank Hoang)
東京のベトナム通信社のレポーターによると、先日、日本最大の旅行会社グループH.I.Sの澤田秀雄会長が、日経新聞のインタビューの中で、カインホア省のカムラン湾で、リゾート地の開発に参加し、ホテルを建設する予定であることを認めたという。
インタビューの中で、澤田氏は、カムラン湾がホーチミン市から飛行機で約1時間しかかからないという好都合な立地であり、港と海辺が美しいと評価している。
澤田氏は、H.I.Sが、投資額2000億円(約18億ドル)の大規模リゾート地建設計画の中で、ベトナムのある新興経済グループと協力する予定で、その計画には5~6のホテル建設が含まれており、H.I.Sはそのうち1、2軒のホテルを担当すると発表した。
澤田氏によると、ベトナムのその投資主はリゾート地に大きなテーマパークを建設することを望んでおり、澤田氏が社長を務めている日本の長崎県にあるテーマパーク、ハウステンボスと同じものを一部再現したいとしているという。
このテーマパークについて、澤田氏は、経済発展しているいくつかの国では国民の所得が日増しに増え、巨大な娯楽施設を経営するのに有利な環境が整ってきた、と分析した。
日本では1983年に開業した東京ディズニーランドが、アジアに欧米風の巨大なテーマパークがまだなかった当時における、このモデルの成功の証拠である。
ハウステンボスは、2010年に再建されて以来、来客数がのべ300万に達し、毎年利益がおよそ100億円(8944万米ドル)である。
澤田氏は、「近隣地域が少なくとも1000万人に達したら、テーマパークが成功できる可能性が高い。通常、これらの地域から訪れる人が60%から70%を占めるからだ」と分析する。
参考記事:「日本の中小企業のベトナムへの投資を奨励」
https://www.vietnamplus.vn/khuyen-khich-doanh-nghiep-vua-va-nho-nhat-ban-dau-tu-tai-viet-nam/469274.vnp
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:グエン・ティ・ロアン、西村一葉 )
( 記事ID:3893 )