10月25日午後、ハティン省公安指導部は、ベトナム社会主義共和国刑法第79条に規定されている「人民政権転覆をめざす活動」の罪に関して、チャン・ティ・スアン（1976年生まれ、ハティン省ロックハー県タックキム社ロンハイ村在住）を、公安当局が起訴する決定を下し３か月以上の一時拘束命令に署名した、と明らかにした。
　同決定は2017年９月１日の第５号事案の起訴決定の根拠を明示した上で、その後の捜査を経て、10月23日、公安当局はチャン・ティ・スアンに対し「人民政権転覆をめざす活動」の罪で起訴する決定をした。
　起訴決定とベトナム社会主義共和国・刑事訴訟法の第34、79、88条に基づき、ハティン省公安当局は、被告チャン・ティ・スアンに対し３か月24日間（2017年10月23日～2018年２月13日）の一時拘束命令を出した。

関連記事［政権転覆をめざす行為に関してチャン・ティ・スアンを緊急逮捕：https://www.vietnamplus.vn/bat-cap-tran-thi-xuan-ve-hanh-vi-nham-lat-do-chinh-quyen/471310.vnp］

　2016年に発生した環境事故を利用して、チャン・ティ・スアンは漁民に呼びかけ、多数の人を集めて、ロックハー県でデモをおこない、安寧秩序を乱した。注目すべきは、ロックハー県での４月３日の秩序紊乱、公務執行妨害、器物破損の事件において、チャン・ティ・スアンは紊乱事件の先鋒の一人だということである。
　チャン・ティ・スアンはロックハー県人民委員会の玄関に立ち、手にマイクロフォンを持って、多くの人に事務所に突入して幹部に圧力をかけ威嚇するようけしかけた。なかには政権事務所の屋根に登って毀す人もいた。
　人民政権転覆をめざす危険なチャン・ティ・スアンの活動を見て、ハティン省公安当局は彼女の逮捕、起訴、一時拘束の命令を出した。
　ハティン省公安当局は、チャン・ティ・スアンの起訴・一時拘束命令の決定がベトナム社会主義共和国・刑事訴訟法の規定、手続きに沿っているものだとしている。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:3907 )