チャイティーヨー、ケーブルカーの料金は3000チャット(2017年11月20日 1,2)
2017年11月20日付 The Voice 紙

ヤンゴン 11月19日

 モン州チャイトー郡にあるチャイティーヨー山で運行されるチャイティーヨー・ケーブルカー・プロジェクトは100%完了し、12月第2週から運行が開始され、乗車運賃をまずは1人3000チャットに設定したと、スカイ・アジア社のプロジェクトアドバイザー、ウー・ミョーウェーが述べた。
 ケーブルカーを11月丸1ヶ月かけ試運転するが、モン州工業監督委員会が検査を行った事、12月第2週に旅行者の乗車を開始できるので、その料金をミャンマー人旅行者3000チャット、外国人旅行客は1人当たりの料金を5米ドルとまずは定めたこと、保険事業なども伴うので、正確な乗車賃は11月末までにわかると同氏が話した。
 「11月の1か月を試行期間として定めた。はじめ、空の状態で走った。その次に、人間8人分の重さに等しい砂袋を乗せて試し運転をした。第3段階として会社の人間と韓国人とフランス人専門家たち自らが試乗し運転する、ということをこの1か月で行っている。」と同氏は話す。
 チャイティーヨーのケーブルカー・プロジェクトをヤデタウンの山裾からチャイティーヨー山上ゲートまで長さ約2900フィート(訳者注:約884メートル)を43台の車両で走行するということ、1つの車両に8人乗ることが可能で乗車時間は約10分であることがプロジェクト責任者の話から分かった。
 「1日に我々は約2万人余りを行き来させることができる。乗車時間はというと、ヤデタウンから仏塔がある所まで8~15分かかる。乗客が多ければギアを変え、対応していく。」とケーブルカーの建設会社であるジュエル・ゴールデン・エレファント社のコ―・ナウンイエアウンが話した。
 国内の専門家はケーブルカーに関わった経験がないため、海外から専門家・機材・技術を得なければならなかったこと、ケーブルカー・プロジェクトのために2000万ドルかかることがジュエル・ゴールデン・エレファント社への取材でわかった。
 チャイティーヨー・ケーブルカー・プロジェクトは、前政府の下で、モン州環境保護・森林省、森林局と、チャイティーヨー野生生物保護領域内にある約15エーカーの土地に関して50年借地契約を結び行われた事業であることが州政府組織の話からわかった。
 その他に、プロジェクトのために借りた森林エリア内で伐った17本の木の代わりに、プロジェクトエリアとその他の場所において1000本以上の木を植樹したことを、モン州天然資源・自然環境保護大臣のDr.ミンチ―ウィンが話した。
 チャイティーヨー・ケーブルカー・プロジェクトは、2015年1月25日に事業に着手したものである。

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( 翻訳者:星野純 )
( 記事ID:3974 )