11月４日、ハノイにおいて、ベトナム公安省と中国国家安全部は、次官級戦略治安対話第３回会議を開催した。
　ベトナム公安省のブイ・ヴァン・ナム次官（上将）と、中国国家安全部の唐朝副部長が共同で会議を主宰した。
　今回行われたベトナム公安省・中国国家安全部間の次官級戦略治安対話は、協力の結果を再評価し、双方の合意を展開して、今後の協力方針について意見交換を行い合意し、越中二国間の協力関係をより深化させることが目的であり、同時に、新たな状況における安寧秩序の防衛、犯罪の防止業務の効果を高め、その任務に応え、かつ各々の国の発展ニーズに対応するため、両国間の協力の枠組みを徐々に整備する目的もある。
　会議において、ブイ・ヴァン・ナム次官は、ベトナム公安省・中国国家安全部間次官級戦略治安対話第３回会議を共催する唐朝副部長が率いる中国国家安全部高級代表団のベトナム訪問を歓迎し、同時に、ベトナムと中国は共産党が指導する社会主義国であって、両国の人民は長い間伝統的な友好関係を築いており、ベトナム公安省と中国国家安全部の関係は絶えず発展していると強調した。
　双方は共に、両国人民の長期にわたる基本的な利益へ適合する関係を構築し、この関係が両党、両国そして両国人民間の友好的な関係における重要な柱となるよう貢献すべく努力している。
　ブイ・ヴァン・ナム次官は、両国が今回の対話において、友好的、誠実かつ相互信頼の精神を以て、共に関心を寄せる問題について意見交換を行い、共有し、国家の治安に影響を及ぼす、また各々の国の政治を安定させるといった世界および地域の治安状況について共に評価し合うだろうと確信する。
　中国国家安全部の唐朝副部長は、これまでにベトナム公安省と中国国家安全部が各種の協力分野において達成した成果を高く評価し、今回の越中次官級戦略治安対話が双方の間の協力関係において重要な意義を有しており、多くの良い結果に達し、両国間の戦略的パートナーシップを新たなレベルに高めることに貢献するだろうと強調した。

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（ 翻訳者:岩切南 ）
（ 記事ID:3987 )