ベトナムに輸入される中国製自動車、11月に突如急増
2017年12月11日付 VietnamPlus 紙
この11か月間にベトナムに自動車を輸出した主要市場(単位:台) 緑色:タイ、赤色:インドネシア、黄色:韓国、青色:中国
統計によると、11月にベトナムに輸入された完成品自動車6千台以上のうち、中国製自動車は40%にも上った。
このたび税関総局が発表した情報によると、11月に中国市場からベトナムに輸入された完成品自動車は2676台であった。この自動車台数はその1か月前の10月にベトナムに輸入された台数がわずか1391台であることと比較すると、急増している。
税関総局の代表によれば、今年11か月分を総計すると中国市場からベトナムに輸入された完成品自動車は1万台以上であった。
同じく11月中にインドネシア市場からベトナムに輸入された自動車も575台と、10月の261台に比べ増加傾向を示した。先月の韓国製自動車も692台に及び、これは10月よりも高い数値である(10月は523台を輸入)。
また統計によると、ベトナムへの最大の自動車輸出市場の一つであるタイについては、先月タイ市場からベトナムに輸入された自動車台数は1306台であり、10月の2291台と比較して減少したとされる。但し、今年11か月分を計算するとベトナムに輸出されたタイ製自動車は合計3万台であり、総額は5億5500万米ドル以上(12兆6千億ドン以上)であった。
税関総局の代表は、今年11か月分を総計すると、ベトナムに輸入された各種自動車は合計8万3585台であり、総額は18億8000万米ドル(約42兆7600億ドン)以上であると述べた。輸入量は前年同期比で15.4%の減少、価格は12.3%の下落である。
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( 翻訳者:海野靖恵 )
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