バリア・ブンタウ省と日本の都市(三条市)の間の協力を強化する 
2017年12月05日付 VietnamPlus 紙
協力に関する覚書を交わすバリア・ブンタウ省人民委員会グエン・タイン・ロン副委員長と三条市の国定勇人市長(写真:ホアン・ニ/ベトナム通信社)
協力に関する覚書を交わすバリア・ブンタウ省人民委員会グエン・タイン・ロン副委員長と三条市の国定勇人市長(写真:ホアン・ニ/ベトナム通信社)

 12月5日、ベトナムのバリア・ブンタウ省人民委員会ではバリア・ブンタウ省と新潟県三条市の間における協力覚書の締結式が行われた。
 締結式で、バリア・ブンタウ省人民委員会副委員長のグエン・タン・ロン氏は、「2013年から、三条市の商工会議所はバリア・ブンタウ省商工局と連携して『バリア・ブンタウ省における金属関連裾野産業振興支援及び人材育成』プロジェクトを実施してきた。現在は『バリア・ブンタウ省における中小企業支援機関のための人材育成開発』プロジェクトを行っている」と伝えた。
 2016年に、バリア・ブンタウ省と三条市の間で正式に人材育成の協力に関する覚書が締結された。両地方の関係をさらに高めるために、バリア・ブンタウ省人民委員会と三条市の指導者は、両地方の協力に関する覚書を正式に締結する見通しだ。両地方間の友好関係の促進や、効果的な協力を約束し、共に発展するための協力の段階を切り開くことを確認する。 
 三条市の国定勇人市長はまた、三条市は機械製造と金属加工開発の分野に関して長い歴史を持っていることを伝えた。三条市および日本全体の経済の発展に少なからぬ貢献をしてきた分野である。彼は、「今後、日本は、機械製造と金属加工技術分野の技能を学びレベルアップさせるために三条市を訪れる、バリア・ブンタウ省の優秀な人材を引き続き受け入れるだろう。それを通して、交流や意見交換、学びが拡大し、経験が蓄積され、双方の機械製造分野がレベルアップし、共に発展できるようにする」と述べた。
 締結式では、バリア・ブンタウ省人民委員会副委員長のグエン・タン・ロン氏と三条市の国定勇人市長が、双方の代表者の立ち会いのもと、バリア・ブンタウ省人民委員会と三条市行政機関の協力に関する覚書を締結した。それによれば、覚書は以下のような内容を明示している。
 「双方は、それぞれの権限の範囲内で、協力・交流関係を強化する。共に尊重し合い、平等・互恵で、双方の法律と政策に合致することを基盤にした越日関係の発展に貢献する。文化交流活動や人事交流、経済・貿易・その他の分野に関する協力を強化する。三条市は、三条市商工会議所と各関係機関が実施する人材の受入と育成を積極的に支援する」

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( 翻訳者:海野靖恵、グエン・ティ・ロアン )
( 記事ID:4061 )