2017年12月5日にベトナムレポートが公表した番付で、ヴィングループは2017年ベトナムで最も大きな500企業の中でトップの位置に輝いた。これに先立つ12月４日、同グループに属するVinhomes、Vincommerce、Vinpearl、Vincom Retailの４ブランドは、ブランドファイナンスによる2017年のベトナムで最も価値のあるブランドトップ50にランクインしている。
　国内外の格付け企業のランキングにおいて連続して高い位置にいることは、2017年のヴィングループが全体の規模や威信が日に日に強まり、先駆け的な位置にいることを示している。

　　　ヴィングループはベトナムの私営企業ランキングトップ500の中で１位になる

　ベトナム私営企業トップ500の中で、ヴィングループは４つ順位を上げて１位に輝いた。また、国営企業、外資系企業、私営企業のすべてを含めたベトナム企業トップ500では、ヴィングループは昨年の28位から今年は11位へと順位を上げた。
　このことはこのグループがこれまで定石通りに投資し、正しい方向にしっかりと事業を拡大していった結果である。
　2017年９月30日時点で、ヴィングループの総資産は204兆9380億ドンあり、2016年末と比べて24兆4820億ドン増加した。自己資本額は49兆7180億ドンに達した。年初９か月の累計で、ヴィングループは57兆1660億ドンを売り上げており、前年同時期から65％上昇している。これは不動産、投資賃貸不動産、ホテル事業、リゾート施設事業、小売、教育とすべての事業が成長しているためだ。

　　　Vinhomesが2017年のベトナムで最も価値のあるブランドトップ10に不動産の企業で
　　　唯一ランクイン

　ヴィングループの４つのブランドであるVinhomes（住宅不動産業）、Vincommerce（小売業）、Vinpearl（旅行、リゾート）、Vincom Retail（不動産販売）は、ブランドの評価とコンサルティングを行うブランドファイナンス社が公表した2017年ベトナムで最も価値のあるブランドトップ50にランクインした。その中でもVinhomesは４位という順位を守り、価値は６億400万米ドルに達し、前年比で18％上昇している。この会社は2016年・2017年連続して不動産業の中で唯一ベトナムで最も価値のあるブランドトップ10にランクインしている。
　その他のブランドについては、Vincommerceが19位、Vinpearlが26位、Vincom Retailが32位にランクインしている。特に、ブランドファイナンス社による2017年ベトナムで最も強いブランドトップ５の中で、Vincom Retailは３位になっており、ヴィングループの中で現在の不動産業界におけるヴィングループの傑出した伸びを示している。
　ブランドファイナンス社のランク付けは唯一ISO基準（ISO10668を基準にしている）に対応しているブランドを評価する方法をとっている。ブランドファイナンス社が発表するブランド価値は、税・監査機関やM&A時に使用することが認められている。そのため、ヴィングループに属しているブランドがベトナムで最も価値あるブランドトップ50に入ったことや、ヴィングループがベトナムの私営企業トップ500で第1位になったことは、ベトナムトップクラスの多事業私営企業グループの卓越と威信、確固たる地位を示しているのである。
　今後も確固たる拡大戦略と市場のチャンスを掴み取る能力によって、ヴィングループはメンバー企業と共に、引き続き発展し、活動分野における地位を維持するであろう。

関連記事：【S&Pの格付けで安定した見通しによってヴィングループがB＋に上がる】

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:武本侑馬 ）
（ 記事ID:4081 )