1968年テト攻勢の規模と価値
2017年12月19日付 VietnamPlus 紙
解放軍(quân Giải phóng)の急襲に逃げ惑う、サイゴンの米大使館警備兵(1968年1月31日)
12月19日午後、ホーチミン市において、ベトナム人民軍隊・政治総局の宣訓局は国家級学術シンポジウム「1968年テト攻勢―決定的分岐点と歴史的教訓」を紹介する記者会見を開いた。
これは1968年テト攻勢の50周年を記念する実質的活動である。
国防省が党中央宣教委員会とホーチミン市党委と協力して開催したシンポジウムは、12月29日にホーチミン市で行われ、550人以上の代表と、20人の歴史的証言者が参加する。
100以上の論文が発表されてシンポジウムに送られてきており、各代表と専門家は、党中央とホー・チ・ミン主席の1968年テト攻勢開戦の戦略的決意と方針を浮き彫りにする予定だ。
宣訓局の副局長であるグエン・ヴァン・ドゥック大佐によると、シンポジウムでの諸論文は1968年のテト攻勢の規模・意義・経験的教訓や、抗戦のその後の段階や現在の祖国の建設・防衛への適用を取り上げる。それを通して、1968年テト攻勢の価値を否定し歴史を歪曲する論調の反駁に貢献する。
シンポジウムでは、新しい資料や研究を通して、南部の全戦場における我が軍と民の全面的準備過程や、1968年テト攻勢での各方面、各戦線、北部大後方など全国の軍と民の連携が明らかにされるであろう。
またシンポジウムでは、民族解放・祖国統一の闘争における我が軍と民の高貴な犠牲的戦闘精神や、ベトナム革命に対する世界の社会主義諸国と進歩的な人々の多大な支持・支援も明らかにされるであろう。
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( 翻訳者:西村一葉 )
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