2017年の一人当たり平均GDPは5350万ドンに達する
2017年12月28日付 VietnamPlus 紙
ベトナム統計総局(GSO)は国内総生産(GDP)が2016年と比較して6.81%増加したと報告した。経済規模は名目で5000兆ベトナムドンに達し、これによれば一人当たりのGDPは5350万VND(2385$、2016年と比較して170$上昇)となる。
この成長は目標とする6.7%を超え、2011年から2016年にかけてよりも増加している。
GSOの総局長であるグエン・ビク・ラム氏は「これにより、解決策の適時性と効率性が確認された。これらの解決策は政府が提示し、各レベルに対し決意を持って指導し、すべてのセクターおよび地域が共に実現に努力した」と強調した。
経済構造に関しては、農林水産業セクターが15.34%、製造業と建設業が33.34%、サービス業が41.32%、製品税(製品補助を除く)が10.0%を占めた(2016年の同構造は16.32%、32.72%、40.92%、10.04%)。
年間のGDPの面から見ると、最終消費レベルは前年より7.35%増加し、5.52%貢献した。加えて、資産の累積も9.8%増加し、3.30%寄与した。しかし、財・サービスの輸出入の差は貿易赤字のままであり、全体の成長を減少させ、成長率全体では2.01%低下した。
年末の月に、工業生産は継続して成長した。具体的には、工業生産指数は12月に昨年同期比で11.2%伸長した。したがって、今年の業界全体の製造指数は2016年比で9.4%増加し(第I四半期は4%、第IIは8.2%、第IIIは9.7%、第IVは14.4%増加)、2016年成長率7.4%よりもかなり高い。
加えて、産業全体の在庫指数(12/1現在)は前年同期比8%増加で、例年に比べてもっとも低い在庫水準となっている。
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( 翻訳者:阿部克哉 )
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