１月12日、ハノイでベトナム農民会中央委員会が第６期（2013-2018年任期）第13回執行委員会を開催した。
　会議では、党中央委員会メンバーであり、ベトナム農民会党団中央委員会書記のタオ・スアン・スン氏が、2013-2018年任期の第６期ベトナム農民会主席の職務に就任することが投票によって信任された。
　就任スピーチで、タオ・スアン・スン農民会新会長は、党政治局、書記局、中央組織委員会が2013-2018年任期のベトナム農民会党団中央委員会書記に信頼して任命してくれたことに名誉だと表明した。
　新しい立場でタオ・スアン・スン氏は、ベトナム農民会中央執行委員会全体と共に継続して研究、学習し、絶え間なく努力し、民主性と心を一つにした創造性を発揮し、党と国家に委託された各目標と任務を決意を持って全うし続けると主張した。
　1958年生まれのタオ・スアン・スン氏は、モン族で、ソンラ省トゥアンチャウ県ロンヘ村の出身である。スン氏はかつて省の党委員で、ソンラ省党青年団書記、ムオンラ―県党書記、ソンラ省人民委員会副主席、ソンラ省党宣伝教育委員長、省党常任委員会副書記、省党書記、ソンラ省人民評議会議長、第10・11・12期党中央委員、第11・12・13・14期国会議員を歴任した。
　ベトナム農民会主席に選出される前、タオ・スアン・スン氏は党中央大衆動員委員会常任副委員長だった。
　会議で、グエン・ティ・ホン・リーベトナム農民会副主席は、2017年は多くの困難にもかかわらず、各レベルの農民会は多くの改革を行い、党指導部、国家、党委員会、地方政府によって高く評価され、多くの幹部、会員、農民が熱心に呼応し、農業の発展と新しい農村の建設、祖国の島や海の主権を守ることに貢献したと述べた。物質的、精神的な生活の改善に配慮する農民会代表の役割と、農民会会員の合法で正当な利益と権利の保護が引き続き確認された。
　去年１年間に、サービス活動、カウンセリング、職業訓練、農民の集団経済構築の支援は実質的な多くの成果を達成した。生産や良いビジネスを競いあい、持続可能な貧困の削減と豊さのために互いに助け合って団結することが広まりをみせている。また、農業生産は小規模から次第に土地、投資資金、生産資材、科学技術の応用の規模がより集中的な生産モデルに移行しつつあり、製品の競争力は高まっている。昨年、農民会の各レベルは優良農家への称号を獲得するため600万世帯以上の登録農家を動員していて、350万以上の世帯がこの称号を獲得しており、年間計画の105％に達している。
　ベトナム農民会中央執行委員会は2018年の方向性と任務を設定した。それによると、各レベルの農民会は成果を促進し続け、いまだ残る制限を克服して、ベトナム農民会第６回全国代表大会決議の各目標と任務を予定より早く完了するよう努力する。そして、2018－2023年任期のベトナム農民会第７回全国代表大会と各レベルの農民会代表大会決議をうまく組織して適時に実施し、一緒に新しい農村の建設をする全国運動に積極的に参加する。
　2018年には各レベルの農民会は20万人以上の農民を受け入れるよう努力し、85％以上の会組織で良好に達成する。さらに各レベルの農民会幹部14万５千人に直接ないし提携した業務教育学習を実施する。98％の支部が基金を持つ努力をし、農家の60％以上が登録するよう努力し、登録農家の50％が各レベルで優れたビジネスと生産の称号を獲得する。また農民支援基金を発展させ15％以上の成長をはかり、省、地方レベルの農民会の100％、村レベルの農民会の90％で効果的なサービス活動、コンサルティング、農民支援を組織するようにする。そして各レベルの農民会が直接的ないし提携した形で職業訓練を20万人以上の農民に行い、雇用率が85％以上に達するよう努力する。

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（ 翻訳者:森葵 ）
（ 記事ID:4153 )