2050年に訪れる男女の不均衡による悪影響について
2018年01月12日付 VietnamPlus 紙
出生時の性別の不均衡な関係
統計総局のデータによると、2017年に新たに生まれた子供の割合は男の赤ちゃん112.4人に対して女の赤ちゃんが100人である。
保健省の報告によると、これまでのベトナムの人口計画、家族計画化は極めて大きな成果を達成した。1977年から2017年までの期間に、子どもを授かる年代における夫婦一組当たりの平均の子どもの数は5.6人から、2016年の時点で2.09人まで減少しており、合計出生率の概算は、女性一人当たり子どもが2.04人である。(人口置換水準を下回る。)
ベトナムにおいて、出生時の性別の不均衡な状況は急激なスピードで進んでおり、日増しに高い水準になり重大に拡大していて、その最たる所は紅河デルタ地方の省である。
2014年は63省・市のうち15省・市で、出生時の性別の割合が男児115人に対して女児が100人である。2015年は63省・市のうち13省・市に減少したが、2016年は63省・市のうち22省・市へと増加した。
出生時の性別の不均衡は、とりわけ結婚適齢期の年代において女性の不足と男性「過剰」の事態を招く。
2050年までにおよそ230万から430万人のベトナム人成人男性たちの結婚が困難になる可能性がある。
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( 翻訳者:橋本実穂 )
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