４月３日午後、ハノイにおいて、「ベトナムでの戦争後の毒性のある化学物質及び地雷の影響を克服するための国家指導委員会（701指導委員会）」常任機関長で国防省次官のグエン・チー・ヴィン上将が、日本の外務省国際協力局・岡野結城子氏を団長とする、ベトナム訪問中の日本外交団と会談した。
　会談で、701指導委員会を代表し、グエン・チー・ヴィン上将は、ダイオキシンに汚染された環境の処理事業が大規模で複雑であるため、ベトナムは、日本を含めた国際社会に対して支援を常に積極的に呼びかけている、と強調した。
　グエン・チー・ヴィン上将は、「今回の外交団の訪問により、戦争全般の影響の克服、及びベトナムのダイオキシンなど毒性がある化学物質の影響の克服の分野での両国の協力活動が拡がり、ベトナムと日本の良好な協力関係のさらなる強化に貢献すると信じている」とした。
　岡野結城子氏は、グエン・チー・ヴィン上将が[外交団を]迎えるために時間を割いてくれたことに対し感謝の言葉を述べた。また、「今回のベトナム訪問で得られた情報に基づき、外交団は、ベトナムでの戦争の後の、ダイオキシンなど毒性がある化学物質の影響の克服分野における協力可能な方向性を示すために、日本の関係機関や専門家と意見交換を行う」とした。

[参考記事：戦後の地雷の影響を克服するための各活動を促進]
https://www.vietnamplus.vn/thuc-day-cac-hoat-dong-khac-phuc-hau-qua-bom-min-sau-chien-tranh/491401.vnp
https://www.vietnamplus.vn/Utilities/Print.aspx?contentid=495530

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（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:4238 )