農業農村開発省は2017年における全国の森林の現状を公表した。
　2017年12月31日までのベトナム全国の森林の面積は1441万5381ヘクタールであった。そのうち天然林は1023万6415ヘクタール、人工林は417万8966ヘクタールだった。　
　国土の森林率として算出するための基準を満たした森林面積は1371万981ヘクタールであり、その森林率は国土の41．45％にあたる。
　森林の現状を公表したあと、農業農村開発省は林業総局に対し、「林業分野管理のためのインフォメーションシステムの管理と利用に関する規制」の公布に関する林業総局決定第1439号の規定に従って、国家における森林資源のデータベースを設置するよう要請した。
　森林総局は、全国規模と地方規模での森林地と林業地のデータベースの管理、開発、利用を行う。
　ベトナム各省と中央直轄都市の人民委員会は、基準に従った森林の保護と開発に関する公的管理責任の実施を、県や社レベルの人民委員会に委任した。
　各省は森林の現状データを利用して毎年森林の保護・開発のための総合計画や計画を見直し調整し、これに基づいて翌年以降の森林の変化をアップデートする。
　2017年における地方の天然林の面積の減少に対しその原因を明らかにし、基準に従って各組織や関係者の責任を検討する。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:渡辺真衣 ）
（ 記事ID:4253 )