両国外務省間の合意を実施すべく、４月13日、パキスタンの首都イスラマバードにおいて、ベトナム外務省のダン・ディン・クイ次官とパキスタン外務省のテフミナ・ジャンジュア外務次官が共同議長を務め、越パキスタンの第２回政策協議を開催した。
　会合で、双方はともに、2015年の第１回政策協議における諸成果の実施状況について見直しを行った。
　双方は、関連する各省庁・部門が各分野における協力を効果的に実施するため、両国外務省が中核としての役割を果たし、協力促進に向け努力する必要があるとの点で意見が一致した。
　双方は、二国間のハイレベル往来・交流と多国間の活動におけるマージンでの接触とともに、民間交流をはじめ各チャネルにおいても交流を深化させることの重要性を強調すると同時に、2018年の経済・文化・科学技術に関する政府合同委員会を進めていくことで意見が一致した。
経済・貿易・投資関係の促進に向け、2020年に貿易額10兆ドルとする目標を達成するため、フレキシブルかつ実質的な方策を打ち出すべく、2018年中の合同貿易小委員会開催を推し進めることで意見が一致した。
　パキスタン側は、茶、胡椒、バサ魚といったベトナムの伝統的商品を歓迎するとともに、潜在的可能性のあるその他分野にも協力を拡大することで意見が一致した。また、双方は、引き続き、農業、文化・スポーツ・観光、連結、情報通信、学術交流および民間交流など、潜在可能性のあるその他分野における協力の推進にも注目していくことで意見が一致した。
　双方は、両国の緊密な協力・連携を高く評価し、引き続き地域および世界の各種フォーラムにおいて、相互に支持していくことで意見が一致した。
　越パキスタン外務省間の第２回政策協議は成功裡に終了した。
　双方は、2019年にハノイにおいて、両国外務省間の第３回政策協議を開催することで合意した。

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（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:4259 )