フート省、日本で投資促進会議を開催
2018年04月12日付 VietnamPlus 紙
日本でのフート省投資促進会議でスピーチするブイ・ミン・チャウ同省人民委員会主席
4月12日午後、フート省と在日ベトナム大使館は、日本貿易振興機構(JETRO)と日本アセアンセンターと共に、日本でフート省の投資促進会議を開催した。
会議には党中央委員でフート省人民委員会のブイ・ミン・チャウ主席、グェン・クォック・クォン駐日ベトナム大使と、日本の50以上の企業と各投資家らが参加した。
会議での発表で、フート省人民委員会のブイ・ミン・チャウ主席は、フート省がノイバイ国際空港に近い位置にあり、河港があること、経済社会インフラが近年ますます整ってきていること、製造業、組立工業、建設資材製造、ハイテク農業製品における高い潜在性があること、リゾート観光地化への発展、国連教育科学文化機関(UNESCO)に認められた雄王信仰とフートのスアン民謡という2つの無形文化遺産や多くの素晴らしい景勝地といったフート省が持つ利点やポテンシャルを強調した。
日本の投資に関して、ブイ・ミン・チャウ主席は、現在この省には、投資総額400万ドル近くの、木材加工、繊維縫製、皮革製品、靴などの分野に集中した日本の7つの投資事業があると述べた。同時に、日本企業にフート省への投資拡大を続けてほしい、省は常に投資家たちを迎え入れ、支援するとも述べた。
ベトナムと日本の関係への評価としてグェン・クォック・クォン駐日ベトナム大使は、二国間の関係は最も良好な段階にあり、すべての分野、特に市場経済や投資において発展していると述べた。大企業以外にも、近年では日本の中小企業の投資も途絶えることなく、ベトナムでの事業を拡大している。
現在1,800の日本企業がベトナムでの日本商工会に参加し、世界で最も大きな商工会となった[訳注:ベトナムの各商工会議所は世界で最大の日系商工団体ではない]。
グェン・クォック・クォン大使はこの会議を通して、日本企業がフート省を信用に値する投資先として選ぶことを期待している。
会議の中で、日本企業は意見を交換し、フート省に投資する際の利点やポテンシャルについてブイ・ミン・チャウ主席から直接言を得ることができた。この会議を通し日本企業は、ベトナムにおいて投資を続け事業を拡大し、フート省のような地方の経済を発展させるために有益な情報を入手した。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:斉藤歩、佐藤明子 )
( 記事ID:4270 )