首相、メコン河委員会首脳会議に出発
2018年04月04日付 VietnamPlus 紙
グエン・スアン・フック首相
カンボジアのフン・セン首相の招きにより、グエン・スアン・フック首相をはじめとするベトナム代表団は、4月4~5日に開催される第3回メコン河委員会の首脳会議に出席するため、4日、ハノイを立ち、カンボジアのシェムリアップに向け出発した。
フック首相には、マイ・ティエン・ズン政府官房長官(国務大臣)、チャン・ホン・ハー資源環境大臣・ベトナム-メコン河委員会委員長、ブー・クアン・ミン・カンボジア駐在ベトナム大使、ハー・キム・ゴック外務次官、ファム・コン・タック科学技術次官、グエン・ニャット交通運輸次官、チャン・クオック・カイン商工次官、ホアン・バン・タン農業農村開発次官、グエン・テー・フオン計画投資次官、ブイ・フイ・フン首相補佐官らが同行した。
メコン委員会は1956年、国連の支援の下、メコン河流域における経済援助の調整や資源管理を目的として設立された。
1995年には、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムの4か国がメコン協力協定に調印し、これまでの「メコン委員会」に代わる「メコン河委員会」を設立した。
メコン河委員会(MRC)は現在、2016~2020年までの5か年戦略計画を展開しており、すでに7つの成果があり、また、190以上の活動を行っている。その経費として約6000万ドルが計上されている。計画の目的は、水資源の統合的管理を踏まえたメコン河流域の発展戦略の優先項目を実施していくことであり、河川流域管理に関する主要な機能の各国への移転、事務局改組のための活動などを引き続き行っていくことである。
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( 翻訳者:斉藤歩 )
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