フィリピン、ベトナムから25万トンのコメを追加輸入へ
2018年04月11日付 VietnamPlus 紙
販売向けの米の輸送
国営ベトナム通信のバンコク特派員が4月10日のタイの報道として伝えるところによると、フィリピン国家食糧機関(NFA)は、コメの不作期の国内消費用の供給量を確保するため、ベトナムあるいはタイから25万トンのコメを緊急輸入するための契約の条件を検討中だという。
フィリピンのドゥテルテ大統領の最新の指示によれと、フィリピンの関係機関は、緊急事態の中、コメ購入のための様々な代替案を講じなければならない。それによると、NFAは、最も安い価格を最も早く提示した売り手とコメの売買契約を締結するという方法を支持するという。
ドゥテルテ大統領は4月5日、フィリピンのコメ商人と会い、フィリピン政府は、コメ不足の状況を解決するため、米を輸入することになると伝えた。
また、大統領は、コメ商人に対し、コメの輸入が行われるまでの間、投機目的でコメを買い占めたり、価格を吊り上げたりすることのないよう要請した。現在、マニラにある米倉庫は蓄えが枯渇している。フィリピンのコメ商人は、普通の白米を現在の市場価格よりも安く販売することでも同意した。
さらに、いくつかの民間のコメ取引企業は、米不足の緊張状況を緩和するため、最低でも70万袋のコメをNFAの備蓄倉庫に寄付することを約束した。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:谷津もゑり )
( 記事ID:4280 )