４月17日午後、政府庁舎にて、グエン・スアン・フック首相は現在ベトナム訪問中のインドネシアのルトノ・マルスディ外相と会談を行った。ルトノ外相はベトナム・インドネシア相互協力委員会第三回会議を共同開催した。
　グエン・スアン・フック首相は、ルトノ・マルスディ外相のベトナム訪問とベトナム副首相ファム・ビン・ミン外相とのベトナム・インドネシア相互協力委員会第三回会議共同開催を歓迎し、会議の素晴らしい結果に対する喜びを表明し、この結果は二国間の戦略的パートナシップ関係が日に日に実を結び、効果的なものになっていくことに着実に貢献すると述べた。
　ルトノ・マルスディ外相は、グエン・スアン・フック首相が会談時間を設けてくれたことに謝意を表し、ベトナム・インドネシア相互協力委員会第三回会議の素晴らしい結果を喜びをもって報告した。この結果は二国間の素晴らしい関係のさらなる強化、堅実化、効果の促進に貢献すると述べた。
　ルトノ外相は、今後二国の高官クラスが引き続き相互訪問を維持し、各領域における両国の協力関係促進の足固めとすることを希望した。
　ルトノ外相はこれまで、二国間の貿易額に積極的な成長がみられることに喜びを表し、二国間の貿易をさらに促進させ早期に100億ドルという目標に達することを望むとした。
　ルトノ・マルスディ外相は、インドネシアの対ベトナム投資と、ベトナムの対インドネシア投資が2017年で大幅に増加したと述べ、両国企業が協力し、経営していくのにより便利な条件を両国政府が設定することを希望した。
　ルトノ・マルスディ外相は両国の素晴らしい関係性が、ASEAN地域の団結力強化に強く貢献していくと述べた。
　グエン・スアン・フック首相は、ルトノ・マルスディ外相が述べたこれらの観点に賛同し、ベトナムとインドネシアが互いにとって大きな貿易パートナーであることを強調した。
　グエン・スアン・フック首相は近年両国の貿易額が大幅に増加してきていることに喜びの意を表した。2012─2016年は6.5％の上昇で、2017年のみは16％増加して65億ドルを記録。同時にこの現状を鑑みて、二国の貿易額が今後も確実に増加し続け、近く100億ドルに達すると確信していると述べた。
　インドネシアの対ベトナム投資、ベトナムの対インドネシア投資が昨年ともに増加したことを受け、首相はこれが両国の投資協力の良い兆候であり、また同時にベトナムは他の多くの領域でもインドネシアと協力していきたいと表明した。
　また首相は、ベトナムは投資・経営環境の改善に注力していると話し、インドネシアの投資家が投資に動き、ベトナムへの投資を拡大することを希望した。
　さらに首相は二国間の素晴らしい効果的な協力体制は、ASEAN内の協力と団結を促進することにも大きく寄与すると述べた。

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（ 翻訳者:片方明 ）
（ 記事ID:4296 )